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発達障害の子の偏食には、さまざまな理由があります。
よく知られているのは、触覚過敏によるもの。コロッケの衣のサクサクが棘のように感じられて食べられないなどです。
偏食とまではいかなくても、食材が混ざっているのが苦手な子もいます。知り合いのASDの息子さんが、五目焼きそばの具を全部とりだして、別々に食べるという話を聞いたときには驚きました。
これは口の中(見えない)で、どの具材を食べているのがわからないと気持ち悪いと感じるからなんだそうです。
発達障害臨床研究会の植竹安彦先生は、ASDの子の細部を読み取る能力(細部視知覚優位)が、偏食に結びつくことがあると述べています。
例として、シラスの目玉が自分を見ているように感じて食べられないという子をあげています。え? あのゴマより小さな目玉が! と思われるかもしれませんが、これが細部視知覚優位の特性なんでしょうね。
さらに植竹先生によると、細部の違いに気づきやすいため、カレーのルーのメーカーが変わると味の違いに気づいて食べられなくなる子もいるのだとか。
では、どうするかです。
食そのものの指導をしないというのが植竹流。植竹先生が支援者向けに述べているのは、専門用語がたくさん出てくるので私もよくわからない点があるのですが、結論からいうと認知発達を促すための運動が必要だそうです。ぐるぐるとまわったり、飛んだり、揺れたりして平衡感覚を使った運動が良いといいます。
無理に食べさせるのではなく、「なぜこの子はこの食材を避けるのか」を考えることが大事だと、植竹先生は話します。
無理やり食べさせようとするのは、おそらく「栄養バランス」神話があるのではないでしょうか。栄養バランスを否定するつもりはありませんが、栄養指導は戦後の食糧が十分ではなかった時代を引きずっている面があると思います(土井善晴さんの説)。
小さい頃にかなり偏食だったという人が無事に育って大人になっています。私も子ども時代はかなりの偏食で、食べられるものはあまりありませんでした。
でも不思議なもので、大人になるにつれて食べられるものが増えてきました。つい数年前まで食べられなかったトマトを食べられるようになったときには、あ、食べても大丈夫なんだと思ったものです。
トマトの種のまわりのどろりとした感触がとても気持ち悪かったんですよね、でも、大丈夫になったわけです。大人になるまでトマトを食べなかったからといって、なにか支障が出たとは思えません。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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