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「言えることば」は氷山の一角であり、「言えないけど、わかっていることば」が水面下に大きく広がっているそうです。
氷山の一角説は言語聴覚士さんのあいだでは常識ですが、それがよくわかっていなかった私は、発語の少ない妹がなぜ私の言葉を理解できるのかが不思議でなりませんでした。
たとえば、妹とタクシーに乗る時には、障害者手帳(東京では「愛の手帳」といいます)を使いますが、妹に「車降りるから、手帳出してね」というと、妹は自分のバッグから「愛の手帳」を取り出して私に渡してくれます。
たとえ言えなくても「手帳」が何であるか、「手帳を出す」とはどういうことかを理解しているからだと、「氷山の一角説」を知るようになってとても納得がいきました。
そこから派生して感じたことがあります。
口から出る前のことばの「気配」を、妹は察することができるのではないかと思う出来事がありました。
先日の土曜日のことです。
スーパーで買い物をするのが大好きな妹ですが、私は買い物する前にスーパーの入り口付近で妹の写真を撮ったり、買い物が終わって満足げな妹の写真を撮ったりしていました。
写真は妹と過ごした日々を後から振り返る記録でもあります。
その日も、いつものようにスーパーに向かいました。(写真撮ろうかな、どうしようかな)と私が考えながらスーパーの入り口付近にさしかかると、妹は私の顔をみて、突然「わー」と大きな声を出しました。
妹は私の氷山の水面下の言葉(写真を撮ろうかな、どうしようかな)を察したのだと、その時思いました。
写真を撮られれば、スーパーに入るのが一瞬とはいえ遮られます。それは嫌だという妹の意思表示が「わー」だったのでしょう。
発語のない子が、大声を出すのはよくあることです。大声を出すのには必ずわけがあると思います。「いやだ」と言えない代わりの叫びだったり、「〇〇してくれ」という願いだったり。
そして、そのうちのひとつに相手の思いを「察する」もある気がします。
言える言葉が少ないから相手の気持ちがわからないのではなく、むしろ逆かもしれません。言葉に頼らない分、相手の気持ちに敏感だったり、さらには「察する」ということもできているのかもしれないな、と思いました。
トビラコ店主
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トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
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