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2017.06.22

トビラコへようこそ!
 

人間関係を良くする2つの言葉。
 
「ありがとう」と「ごめんなさい」。
 
これは何度聞いたことでしょう。親の会の理事を長きにわたって努めてきた人、特別支援学校や学級のベテランの先生、そして福祉の仕事に携わり長期引きこもりの子(というかすでに大人)の社会復帰に尽力している人。
 
いずれもかなりハードな現場で当事者に寄り添ってきている人たちです。だから説得力があります。
 
学校時代はあれほど勉強ができて、人がうらやむような企業に入ったけど上手くいかない。
逆に勉強はそれほどでもないし、IQがそれほど高くなくても、職場でうまくやっていける。
 
いずれも、「ありがとう」と「ごめんなさい」が使えたかどうかだそうです。
では、この言葉を人はいつどこで覚えるのでしょうか。きっと家庭なんだと思います。家庭の中で飛び交っている言葉を、子どもは場面ごと覚えます。
 
朝起きたとき「おはよう」と挨拶することが習慣になっていれば、空気を吸って吐くように、子どもは朝起きたら「おはよう」と自然と口から出てくるでしょう。誰かが家を出る時は「いってらっしゃい」、帰ってきたら「おかえり」。理屈抜きで身につくものです。
 
「ありがとう」「ごめんなさい」を一度も聞いたことがない子は、どんな場面で使ったらいいのかがわかりません。
使う頻度が少ないなと思ったら、ちょっと多めに使ってみてはいかがでしょうか。
実践を伴った、今すぐできるキャリア教育です。

 

トビラコ店主より

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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。

http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)4刷決定!(まもなく5刷か)