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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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園ではおとなしいのに、家に帰るとわがまま。
逆に、家では静かなのに、園だとイライラしたりする。
このような状態を、その子の性格ととらえてしまうと、対応を間違えるかもしれません。
その子がもっている感覚になんらかの課題があるのかもしれないという目でみると、気づくことがあるかもしれません。
園でおとなしいのは、感覚過敏すぎて緊張してビクビクしているだけなのかもしれない。家でわがままなのは、家ではリラックスしていて園での緊張がいっきにほぐれるからかもしれない。そんなふうに見ることはできないでしょうか?
家で静かなのに、園でイライラするのは、園の環境がその子の感覚の何かを刺激しているのかもしれません。家には、園のような感覚を刺激するようなものが少ないからイライラせずにいられるのかもしれませんよね。
園で元気いっぱいに大きな声で歌う子どもの声が、苦手という場合があります。
タレントの栗原類さん(発達障害)は、幼稚園時代に、子どもたちの歌う声がとても苦手だったと著書で述べています。絶対音感音ある人(子)も、園児たちの歌声は受け付けないそうです。
園にあって、家にないのはたくさんあります。
感覚過敏、聴覚過敏の子にとって、園は厳しい場面が多いことがあります。その子の性格がそうさせているのではなく、環境でそうならざるを得ないという場合が少なくありません。よく、「家ではいい子、園にくると暴れる子」を、「家では親が厳しいからいい子にしているから」という文脈で語られることがあります。でも、もしかした、その子が園で暴れたり、落ち着きがないのは、園の「騒音」が耐えられなかったり、触覚防衛(触られることを極端にいやがる)であるために乱暴にならざるを得ないということだってないとはいえません。子どもの行動にはちゃんと理由があります。なぜ、そうするのか、どのような場面でそうするのかを、大人がの側がみてほしいと思います。
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)