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定期検診などでいわれる「様子をみましょう。心配があったらお電話ください」は、母親に漠然とした不安を与えてしまいます。
言語聴覚士の中川信子さんは保健師さんたちに「様子をみましょう」は絶対に言わないようにと伝えていたそうです。
「様子をみましょう」「お母さん、心配しすぎ」は、無責任極まりない発言だと思います。専門家でもない人がそれをいうならともかく、たくさんの子どもをみてきたはずの専門家であるなら、もっと根拠をしめしてほしいですよね。
このように言われたら、逆にこちらから「様子を見るっていつまでですか?」と具体的な期限をもうけたり、「どのような状態なら相談したらいいですか?」と具体的に心配な状態を聞いたり。突っ込んで聞く必要があると思います。
親が心配といっているときは、本当に心配なんです。何かあることが多いと思います。
この話は、何回かしているかもしれません。
わが子の言葉が遅く、なんとなく他の子と違うような気がして心配しているお母さんがいました。
周りの人たちは「大丈夫」「うちもそうだった」「男の子は言葉が遅いよ」とか、そんなことばかりを言って、お母さんを慰めていたそうです。でも、その中にひとりだけ「親の勘はあたるよ、ほんとうに心配なら診てもらった方がいいよ」と言ってくれる人がいました。
診てもらったところ、自閉症であることがわかりました。もし、後押ししてくれる人がいなければ、そのお母さんの心配は続き、いよいよ心配が的中してしまったときに、「もっと早く診てもらえばよかった」と後悔していたことでしょう。
決して不安を煽っているのではありません。何か変、と感じた親の直感を大事にしてほしいということなんです。
トビラコ店主
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