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2025.09.11

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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「怒りは悲しみの裏返し」。
 
取材でお世話になったスクールカウンセラーの先生に、こう聞いたことがあります。
信頼できる人だったこともあり、とても印象に残る言葉でした。
 
スクールカウンセラーとして、たくさんの「怒る子どもたち」を見てきた先生だからこそ説得力があります。
 
自分を理解してもらえない怒り。自分を受け入れてもらえない(拒絶された)怒り。自分への蔑み対する怒り。これらの「怒り」を「悲しみ」と置き換えると、子どもに対する見方が変わってくるのではないでしょうか。
 
とてもわかりやすい例をあげてみます。里親として何人もの子どもと暮らしている人の話です。
 
会いに来ると約束した親が会いに来なかった日、子どもは手がつけられないほど暴れるそうです。約束を破られた以上に、自分を受け入れてもらえなかった深い悲しみの発露が怒りとなって爆発してしまうのでしょう。自分を捨てた親であっても会いたい。親を慕う子どもの願いを思うと切なくなってしまいます。
 
悲しみとは無関係に見える「ふざけ」が、「悲しみ」を隠していることがあると、作業療法士の木村順さんに聞いたことがあります。
 
勉強がわからないから、ふざけてその場をやりすごす。みんなと同じことができないから、ふざけてごまかす。発達障害の子の中には、このようなタイプの子がいるそうです。
 
木村順さんは、30年以上にわたり、発達障害の子を見てきた人です。ふざけている子の中に「できない悲しみ」見透すことができるのはさすがです。
 
「怒り」や「ふざけ」はとてもわかりやすいのですが、「悲しみ」というのは奥底に隠れているのでわかりにくいものですね。

 

トビラコ店主

 

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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
  
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
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