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自閉症息子の小学校選び。特別支援学校に進学、小3で特別支援学級への転校も経験。学校連携で活用したツールの紹介も
は、とても参考になることが掲載されていました。
子どもの特性にあった学校や学級に入れることがいかに大切かがわかります。
通常級に入れてしまうと、できるようになるであろうことも身につかない、と立石さんは述べています。
インクルーシブ教育に関心が集まるなか、障害のある子もない子も同じクラスでという学校もあるかもしれません。
しかし、日本の特別支援教育の実態は、インクルーシブ教育の実現にはほど遠いというのが現実です。公立であろうと私立であろうと同じです。
もちろん質の高いインクルーシブ教育を実践している幼稚園や小学校もわずかながらあります。しかし、こうした学校は大変に狭き門です。筑波大学附属の特別支援学校だと100倍と聞いたことがあります。つまり、ほとんどの子は入れないということです。
もし、インクルーシブ教育を謳っていて入学させたい学校があるなら、「障害のある子にどのようは配慮をされているか」を聞いてみてください。具体的な配慮の回答がなく、単に「障害のある子もない子も同じクラスで平等に扱っています」的な学校は、障害のある子への配慮がないと受け取っていいと思います。
もうひとつ、役立つ情報としてサポートブックの話も。
わが子の情報を担任に伝えるサポートブックの書き方も参考になります。ちなみに書籍やネットの資料をドーンと渡すことは控え、わかりやすくまとめましょう、というアドバイスです。
これも、本当にそうです。以前、ある方から、担任に提出したというサポートブックを見せていただきました。息子さんは自閉症等さまざまな障害を抱えています。親が伝えたいことは山ほどあったのでしょう。しかし、20ページくらいはあったと思われる資料をみて、これを全部読みこなさなくてはならない担任もたいへんだなあというのが率直な感想です。
その方は、発達障害の知識も情報も豊富だったので、ついあれもこれもと盛り込んだのでしょう。発達障害に詳しい保護者あるあるのパターンです。
サポートブックは「うちの子紹介カード」として、作業療法士の木村順さんの記事も参考になります。この程度の簡単なものでよいし、なにかあれば、その都度、担任と連絡とりあってお伝えするというので良いのではないでしょうか。
ほんとうは、地域の先輩保護者とのつながりがあるのが一番ですが、それがない人のためにも立石さんのように発信してくれる人がいるのはありがたいことです。
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