自動下書き
トビラコへようこそ！
昨日は、福祉の世界が変わってきていることを実感した日でした。
その１
文字を読んでくれる眼鏡、OTONGLASS。
あるイベントで知り合った大学院生も開発に関わっているのですが、OTONGLASSをかけて文字を見ると、読み上げてくれるのです。英語に翻訳する機能もあるらしいですが、何といっても読みに困難のある子の困難を解消してくれそうな道具です。
こんなのあったらいいな、というものが本当にできてしまったんだなという感じ。
開発に関わった大学院生が、放課後等デイのソラアルさんに実物を持って訪ねてきたそうです（悔しい！、昨日はトビラコ店主はいけませんでした）。
子供達は、お年玉で買う！と言っていたらしいです。
道具そのものももちろん素晴らしいのですが、その道具があることで「意味は理解できても、文字を読むことに困難を抱えている子がいる」という事実が明らかになります。
勉強をサボっているわけでもなんでもなく、「読みの困難」が原因なんだということを広く知ってもらえる役割も、その道具は果たしてくれます。
その２
高齢者でなくても使える介護タクシー。
救急車を呼ぶほどでもないけど病院へ連れていかねばならない、だけど歩けない。こんな状況に、トビラコ店主の妹が陥りました。車を運転することができる人間がいなかったので（いたとしても玄関まで連れて行くのすら困難）、困り果てていたところ、近所に人に「介護タクシー」をすすめられました。
これが、大助かりでした。
「介護」というと高齢者をイメージしますが、そんなことは全然なくて、一時的に介護が必要になったら使えるようです。ケアドライバーと呼ばれるドライバーが車椅子のまま車への乗り降りのできるリフト付きの車で迎えにきてくれます。
そして、部屋から車まで車椅子で難なく妹を運んでくれました。車椅子の扱いも、車椅子を必要とする状況も慣れているのです。
いただいた名刺を見ると、ホームヘルパー２級、福祉道具相談専門員と書かれていました。
なるほど、このような方も必要だなと思いました。
介護タクシーのおかげで、適切な処置を早くに受けることができて、妹も歩けるようになりました。
区の福祉課に介護タクシーを利用したいことを伝えると、区に登録している介護タクシーを手配してくれました。ただ、自治体によって違うと思いますので、このあたりは要確認です。
１と２は、全然違うのですが、「必要なものが常に現場から生まれる」という点で共通しています。福祉の世界も例外ではありません。というか福祉の世界こそそうあってほしいですよね。
トビラコ店主より
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おかげさまで、トビラコの療育アロマは出足好調です。関心をもってくださった方、お買い求めてくださった方、ありがとうございます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【香りお試し便のお知らせ】
tobiracoの療育アロマって、どんな香りなの？
という方のために、「香りお試し便」をお届けします。
「香りお試し便」は、
専用の厚紙のスティック（試香紙）に「おだやか」と「きりり」の香りを染み込ませてお届けします。
ご希望の方は、返信用の封筒に82円切手を貼ってトビラコ宛にお送りください。
＜返信用の封筒にお書きにいただくこと＞
１）お届け先のご住所２）郵便番号３）お名前
82円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。
＜宛先＞
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
株式会社 tobiraco「香りお試し便」係
お申し込みいただいてから、ほぼ１週間以内にお届けできるようにいたします。
https://www.facebook.com/tobiraco/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トビラコが編集した本
【６刷り間近か】『発達障害の子のためのすごい道具』（小学館）
『発達障害 あんしん子育てガイド』（小学館）
ーーーーーーーーーーーーーーー