2024.04.12 fri

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

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宿題の量が多い少ないは永遠のテーマです。
 
量が多いと感じる理由が問題。もし読み書きに困難を抱えている子が、そうでない子ど同じ宿題を出されたとしたらどうでしょうか。
 
量以前に宿題に取り組むことが大変です。
 
そこで合理的配慮の精神が生きてきます。学校における合理的配慮は、障害のある子が障害ゆえに学ぶ機会が奪われることのないように「配慮」する制度です。
 
例えば、漢字を繰り返し書くプリントの宿題。読み書き困難な子にとって、プリントは漢字の学習にはなりません。
 

そもそも宿題の目的は、プリントをこなすことではないはず。漢字を覚えることです。「漢字の定着」でもあります。定着するために繰り返し書かずとも、別の方法もあります。
 
書かずに覚える方法としては、唱えて覚える漢字学習(ミチムラ式漢字カードなど)、形を触って覚える触読法(触るグリフ)などがあります。また指を使った空書きが負担なく覚えられる子もいるでしょう。
 
プリントという手段でしかなかったものが、プリントをこなすことが目的になってしまっている場合もあるような気がします。
 

随分と前の話になりますが、友人のお子さんが書字困難を抱えていました。まだ合理的配慮という言葉もなかった時代ですが、担任の先生はパソコンを使って宿題を提出することを認めていました。
 
友人が先生にかけ合った結果です。とても理解のある先生だったので、「ああ、そういうことなら、パソコンにしましょう」とあっさり認められたそうです。そのおかげ、友人のお子さんは宿題で苦労せずにすみました。
 
宿題もまた合理的配慮がなされるということを、知っておいていただきたいなと思います。

 

 

トビラコ店主

 

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