トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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バランスボールはエクササイズのためだけではありません。勉強道具になったりします。
腹ばいの状態でバランスボールにのっかって、教科書を読んだりしてみてください。
意外とこれだと集中できる子がいるんです。
バランスボールで宿題している子を初めてみたのは、8年くらい前。知り合いの学習支援塾でした。塾といっても、一般的な塾のように机と椅子がきちんとあるわけではありません。
畳の部屋の座卓で勉強する子もいれば、ボーネルンドのグラグラするスツール(これに座ってグラグラすると落ち着く子がいるのだけど、いま製造していないようです)に座っている子もいて、バランスボールに腹ばいになっている子もいました。
それぞれが、自分が勉強しやすい姿勢で勉強していました。先生は、塾の先生のイメージとはかけ離れていて、近所の若いおじさんみたいな人なんですが、私にいろいろと教えてくれた恩人もあります。
この「若いおじさん」先生は、発達障害については英文の論文も読むほどよく勉強をしているんです。で、この塾の子どもや保護者にとても信頼されています。
なぜなら、子どもが勉強ができるようになるから。保護者のひとりは、あの先生のおかげでうちの子は救われたといいます。
この塾の最大の特徴は「解放」だと思いました。
学校というところが窮屈な子にとって、「正しい姿勢を強要される椅子からの解放」、「先生の叱責からの解放」、「同調圧力からの解放」。それがあるから、勉強を邪魔するものから解放されるのだと思います。
この塾、有名になろうと思えば実績もあるし、いくらでもなれるのに、それをよしとしない。塾って、人をたくさん集めると「経営」というものをしなければならなくなってしまう。
「経営」に注力するようになると、一人一人の子どもが見えなくなるんじゃないかなと思います。
だから「経営」からもできるだけ、解放されるようにしているのではないかな。もちろん月謝をもらって、講師にお給料も払っていいるから、一応、塾の経営はしているのですが。
今日、たまたまバランスボールに腹ばいになって教科書読んでいる子の写真を見かけたので、バランスボールの塾を久々に思い出した次第です。
やっぱり、どれだけ「個別対応の学び」ができるかですよ、発達障害の子は。
トビラコ店主
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