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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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今の季節は着るものに迷います。
1日のうちでの気温の変化が激しいからです。
半袖にするか、長袖にするか、毎朝悩みます。
うちはNHKの天気予報をよく見るのですが、最近は「今日は羽織るものがあると安心です」など、服装のアドバイスもしてくれます。
人によっては「そこまで言わなくても」と思うかもしれません。
でも、参考にしている人もいるのではないかと思います。
発達障害のある人の中には、服装に無頓着だったり、季節に合わない服を着たりする人がいます。
考えてみれば、服装選びには「暗黙の了解」がたくさんあります。
「今の時期にその服は着ない」
「この場所にその服装は合わない」
そんな空気を読む必要があります。
以前、発達障害の若者向けに、服装選びをアドバイスする冊子を見かけたことがあります。
でも一方で、こういう話は行き過ぎると同調圧力にもなります。
本当は、どんな服装でも受け入れられる社会が理想です。
とはいえ、とんでもなく季節外れの服装だと、周囲が驚いたり、本人が体調を崩したりもする。
このあたりの匙加減は難しいなと思います。
うちの弟は、真夏でも長袖です。
学校に通っていた頃は半袖も着ていたのですが、ある時から着なくなりました。
理由を聞いて、なるほどと思いました。
以前、解体工事の現場で働いていたとき、半袖で来た若者が現場監督に叱られたそうです。
「半袖は危ないからダメだ」
たまたま弟が余分に長袖シャツを持っていて、その若者に貸したところ、監督にとても感心されたのだとか。
それ以来、弟は「長袖でなければいけない」と思うようになったようです。
服へのこだわりというと、単なる頑固さのように見えることがあります。
でも、その人なりの理由や経験が隠れていることもあるのだと思います。
トビラコ店主
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