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「デジタル教科書」と「音声教材」は違います。
音声教材をデジタル教科書として語っている新聞記事を見かけたので、違いをお伝えしておいたほうがいいかなと思いました。
なぜ、トビラコ店主が伝えるの?と思われるかもしれませんね。私、トビラコ店主はネットショップを運営しながら編集の仕事もしています。デジタル教科書と音声教材、それぞれの開発者に話を聞いて記事にしているので、同じデジタル教材でもこのふたつの違いがわかるのです。
まずデジタル教科書について。
教科書会社が発行し、各社工夫を凝らしたさまざまな機能を搭載しています。文字の読み上げや拡大機能、読み上げている箇所のハイライト表示、画面の背景の反転(黒バックで文字を白)などは標準装備として、たとえば、動画やアニメーション、図形を立体的に見せる工夫などが施されています。
理科の実験などはテキストだけで説明されるよりも、動画のほうが理解が深まる子もいるでしょう。動画であれば繰り返し見ることができます。音声の速度を聞きやすく調整することもできます。また会社によっては、複数の国の言語に翻訳してくれる機能も備えていて、外国籍の子どもたちはとても助かるはずです。
以上は、デジタル教科書のほんの一例ですが、大切なのは「学び方の手立て」が増えるということです。文科省はデジタル教科書を「個別に最適化した学習」と(文言はちょっと違うかもしれませんが)位置づけています。
デジタル教科書は、教科書として正式に認められ、2030年から本格的に導入されることになりました。もちろん無償です。それまでもデジタル教科書はありましたが、教科書として正式には認められていなかったので有償でした。
デジタル教科書が教科書として認められたからといって紙の教科書がなくなるわけではありません。各地域の教育委員会が、どちらかを選ぶか、あるいは紙とデジタル併用可かを決めます。
仮に紙の教科書が採択されたとしても、特別支援の子の場合は「合理的配慮」としてデジタル教科書の使用を申し出ることができます。
次に音声教材について。
紙の教科書では学習に支障のある読みに困難のある子のために開発されたのが音声教材です。教科書をデジタル化し読み上げ機能、文字の拡大、読み上げている箇所のハイライト表示、ルビ機能、画面の反転機能などが装備されています。これらの機能は、あくまで「読みに困難のある子」という対象が限定されているのが特徴です。
音声教材を開発しているのは、文科省が委託した6団体(大学の研究機関やNPO法人など)であって、教科書会社ではありません。
音声教材と開発している6団体はこちらを。
音声教材は合理的配慮として申し出ると使うことができます。デジタル教科書が登場する前から音声教材はありましたが、開発者の話では、音声教材はデジタル教科書に移行するまでの橋渡し的な役割も担っているそうです。
まとめると。
デジタル教科書は、学び方の多様性に応えてくれます。学び方の多様性こそが、特に特別支援が必要な子にぴったりなのです。
音声教材は、読みに困難を抱えている子のために開発された補助的な役割の強い教材です。
以上が、デジタル教科書と音声教材の違いです。この先も、両者を混同した記事がでるかもしれませんが、デジタル教科書と音声教材は目的が違います。
トビラコ店主
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