トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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エスカレーターは階段状になっているほう。
エレベーターは箱のまま上下するほう。
……と、こうして書いていても、ときどきどっちがどっちだったかわからなくなります。
そんなときは、Googleで確認します(笑)。
きっと、小さい頃にきちんと頭に入れておけばよかったのでしょう。でも、その機会がなかったのかもしれません。
誰も、私がエスカレーターとエレベーターでつまずいているとは思わないでしょう。
でも、小さなつまずきというのは、案外まわりから見えないものです。
先日、学習支援をしているリヴォルヴ学校教育研究所の方から聞いて驚いた話があります。
「し」と「も」の違いがわからない小学4年生がいたそうです。
知的な遅れはありません。
だからこそ、まさか、ひらがなの形でつまずいているとは誰も思わなかったそうです。
「読み書きにつまずいている」と一言で言っても、その中身は一人ひとり違います。
どこで、どうつまずいているのか。
そこを丁寧に見ていくことが、とても大切なのだと改めて感じました。
つまずきには、わかりやすいつまずきもあれば、「まさか、そこだったの?」というつまずきもあります。
私のエスカレーターとエレベーターも、その一つかもしれません(笑)。
私は笑って話せますが、ひらがなのつまずきは笑い話にはできません。
本人の自尊心を傷つけずに、「わかった!」につなげたい。
そんな思いから生まれたのが、もじのかたちからとらえる ひらがなれんしゅうちょう』です。
この教材は、文字の形を絵と結びつけながら覚えられるよう工夫されています。
そして、私が一番いいなと思ったのは、対象年齢や学年が書かれていないことです。
もし「小学1年生用」と書かれていたら、4年生の子は手に取らないでしょう。
教材の中身だけでなく、子どもの気持ちまで考えて作られている。
そんなところにも、リヴォルヴ学校教育研究所らしさを感じています。
教材は、子どもに文字を教えるためだけのものではありません。子どもの自尊心も守ってくれるものなのだと思いました。
トビラコ店主
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