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関心が高くて、必要性を感じている人が多いわりに、あまり知られていないのが「通級指導教室(通級)」です。
詳しくは、「障害に応じた通級による指導の手引 解説とQ&A(改訂第3版)」(文部科学省 編著より抜粋)お読みください。
これを読むと、多くの保護者はわが子を通わせたいと考えるかもしれません。ただ、通級指導教室は自治体格差、学校格差が激しいのが現状です。
通級を決める前に、情報を収集しておくことをおすすめします。最近知ったのですが、たとえば東京都は通級へ通える期間を1〜2年にするようです。通級は、学習やコミュニケーションに困難を抱えている子が、自身の特性を自覚しながら課題をうまくこなす方法を学ぶ場だと思います。それが「自立活動」です。1〜2年で身につくものなのかなという疑問があります。
また、学校間格差としては、障害に理解があって実践力のある教師とそうではない教師がいることも確かです。そもそも、自校に通級がない学校も少なくありません。この場合は他校の通級に通います。また、自校に通級があっても他校から巡回で教師が教えにくる場合もあります。このあたりも、知っておくと良いかもしれませんね。他校に通ったり巡回だからダメというのでは、もちろんありません。
近々、通級に詳しい先生に取材する予定です。いろいろと突っ込んだところも聞いてみようと思います。またお話の内容をお伝えします。
やはり、毎度結論になってしまうのですが、情報の差が生活の差であり、教育の差でもあります。これがいいとは決して思いません。公教育であれば、どの子にも公平に学習の機会が与えられるべきです。でも、実際には情報に強い保護者の子、もしくは障害に理解のある教師に出会えた運の良い子だけが、自身に合った学習の方法で学ぶことができています。
トビラコ店主
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トビラコ店主連載中!
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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