2026.03.09 mon

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。療育施設、園、クリニック等の法人様専用の商品は、こちらもご覧ください。
 

ここから先は、トビラコ店主の店先おしゃべりです。

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親なき後に財産をいくら残したらいいのか、どのようにして残すか。
 
障害のある子の親がなら誰でもが一度は考えることだと思います。この手の本も、セミナーもあります。15年くらい前には、あまり話題にならなかったことが、いまは情報が溢れています。この問題が多くの人に語られるようになったのはとてもいいことですよね。昔はいいづらい空気があったように思います。
 
福祉関係者の人の話を聞く機会が多くなり、この手の話でなるほどと思うことがありました。

それは財産を残し過ぎないということです。
 
使いきれないほどの財産をもってしまったばかりに不幸な目にあう知的障害者が、後を絶たないというのです。
 
普段は寄りつきもしなかった身内が、親なきあとの財産目当てに近づくことは少なくないそうです。
 
持ちつけない多額のお金は、その人の人生を大きく変えてしまいます。よく変えてくれるのならよいけれども、そうとは限りません。
 
身近なところでいえば、私が編集者時代に担当した先生がベストセラーを出し、文字通りの億万長者になったとたんに親戚から借金の申込があったそうです。余談ですが、「億」単位のお金は人を変えるというのが、私が編集者時代に実感したことです。よく変わってますますご活躍の人もいれば、残念な人もいます。
 

話を戻します。私がおすすめしたいのは、2つ。
 
ひとつめ。多額の財産を残すことになりそうなときには、法定後見人をつける。
 

法定後見人は財産をきちんと管理してくれます。ただし、ここで気をつけてほしいのは親が生きている間に、法定後見人をつけてはダメです。
 
法定後見人がいったんつくと、その子が死ぬまで毎月報酬が発生します。財産が多ければ多いほど法定後見人報酬額も多くなり、億単位の財産なら10万円近く毎月発生します。それだけではありません。その子名義の預貯金は法廷後見人が管理するため、親であっても自由に引き出すことはできません。引き出すのには、法廷後見人の許可が必要になり、とても不自由になります。
 
なので、あくまで法定後見人をつけるのは自分なき後です。遺言に残しておくのもいいでしょう。福祉協議会の人も財産管理をしれるそうですから、こちらに相談するのもいいかもしれません。
 
ちなみに、財産目当てに近づいてくる身内は、法定後見人がついたと知った途端に近寄らなくになるのはよくあることだそうです。
 
ふたつめ。その子の生きやすいコミュニティーを見つけておく。
 
財産は使えばなくなります。財産より大事なのは、その子が幸せに生きていけること。そのためにはその子を取り巻くコミュニティーや環境がとても大事です。どのような人たちに囲まれていれば、その子が幸せに暮らせるのか。これを考えておくといいと思います。
 
以上なのですが、付け加えておきたいのは、いろいろ心配しても最後はなんとななるということです。
 
先日、実家の片付けをしていたら、母の子育て日記のようなものが出てきました。私の妹は、ダウン症で重度の知的障害です。母は、娘(私の妹)の2歳の誕生日を素直に喜べないと書いていました。他の子と比べて発育が遅いことを気に病み、先の不安がたくさん綴られていました。当時の母、30代。障害のある子の子育ては初めてです。不安に思うのは当然でしょう。

でも、その後、妹なりに成長しました。よく笑い、いたずらもする子になりました。そして、いまはよい施設で生活することができています。当時に比べて、いまは福祉の制度も充実しています。

いま、絶望的な気持ちでいる人に伝えたいのは、「なんとかなる」ということです。

親なき後についての著書があり、セミナーでも引っ張りだこの渡部伸さんは、よく「そうはいっても、最後はなんとかなります」と話していました。本当にそうなんです。

 

 

トビラコ店主

 

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就労支援A型事業所TANOCHIKAが運営するwebメディア「AKARI」にてインタビューしていただきました。

前編

後編

トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
「九九」は聞いて覚える? 見て覚える? 暗唱だけに頼っていると思わぬ落とし穴も!【困っている子に寄り添う道具のネットショップ店主に聞きました】

 
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
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