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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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合理的配慮の申し出を拒否する、学校や先生の言い分に「まわりからずるいと言われるから」があります。
「ずるいと言われるから」は、もはや定番です。合理的配慮はずるいと言わせないよう「まわりの理解を得る」ことも大切なんですよね。これ、どこかに書いてあったのですが、いま思い出すことができません。でも、合理的配慮をレクチャーしてくれた前文科省の田中裕一先生は「まわりの理解が重要」として、次のような例を挙げてくれました。
聴覚過敏の子のためにイヤーマフの着用を、運動会の前日に申し出た保護者がいたそうです。お子さんはピストルの音がダメだったのかもしれません。先生は驚き「どうしてもっと早くに申し出てくれなかったのか」と答えたそうです。結局、イヤーマフが許されたのかどうか、そこはわかりません。
この話を聞いて、私は最初、なぜイヤーマフを着けることに先生が抵抗したのかがわかりませんでした。
すると、田中先生はこう答えました。
「聴覚過敏の子がイヤーマフを着けることをみんなが知っていれば問題ない。でも、聴覚過敏もイヤーマフも知らない保護者たちがみたら、あの子は音楽を聴きながら運動会に参加していると思われる」というのです。
では、どうすればよかったかですが、まずは先生がクラスの子どもたちに聴覚過敏、イヤーマフについて説明し、子どもたちの理解を得ていれば、子どもの口から保護者に「あの子、音楽聞いているんじゃないよ」と伝えることができるというのです。
運動会のリハーサルでイヤーマフを着けていれば、子どもたちも理解できますよね。
つまり、理解を得るまでの時間が必要ということです。運動会の前日ではその時間がありません。
合理的配慮は単なる法律ではなく、その土地の風土や校風に大きく関係してきます。
イヤーマフを見慣れた土地柄や学校であれば、わざわざイヤーマフについて理解を得る必要はないでしょう。でもそういう地域ばかりではありません。だから「まわりの理解」が必要になってくるわけです。
実際、授業参観の日にノイズキャンセラーをしている子をみて「音楽聴きながら授業を受けている」と誤解している保護者は結構いるそうです。
いくら「権利」だと主張しても、「理解」されなければ、子どもがつらい思いをするかもしれません。教師が怠慢と思われるかもしれません。
合理的配慮を申し出て「ずると思われるかも」と先生に言われたら、まわりの子にも説明してほしい旨を伝えるといいかもしれませんね。
「まわりの理解が大切」で思い出すことがあります。
私は30代のころ、神経を病んで夜の電車に乗ることができなくなりました。上司に事情を話て会社を辞めたいと相談したところ、上司は夕方4時に退社し、朝は1時間早く出社することを提案してくれました。そして部署の人間全員を集めて、私の勤務時間の変更を説明してくれたのでした。
もし、上司の説明がなければ、私だけ早く帰ることに対してまわりの人は、それこそ「ずる」と思ったことでしょう。合理的配慮という言葉もない時代の話ではありますが、私と上司がしていたことは合理的配慮の申し出、上司からの「代替案」(合理的配慮は、申し出をそのまま受け入れることができない場合は代替案を出すのが決まり)、「まわりの理解」の道筋を辿っていたのでした。
トビラコ店主
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