トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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ここから先は、トビラコ店主の店先おしゃべりです。
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特別支援学校や特別支援学級では、パニックを起こした子が落ち着けるように、別室や教室の一角に移動してもらうことがあります。
いわゆる「クールダウン」です。
別室は、学校によっては校長室という場合もあるようですが、使われていない教室を利用することもあります。
ただ、ひとりで別室に移されると、子どもによっては「隔離された」「お仕置き部屋に入れられた」と感じてしまうかもしれません。
そんなイメージを払拭するために、ある特別支援学校の先生が考えたのが、オーガンジーのカーテンです。
ピンクやブルー、グリーンなど、きれいな色のオーガンジー。少し厚手の生地です。
カーテンで仕切られた空間なら、「お仕置き部屋」というより、ちょっと休んでいる感じになります。
色がとてもきれいなので、もしかしたらパニックを起こしていなくても、きれいな色のそばで休みたくなるかもしれません。
このアイディアは、先日訪れた「Kids meet × Studio oowa『こうえん』~あの子のスペースをつくる~」で、特別支援学校の先生が紹介してくれました。
「お仕置き部屋」にしないための工夫といえば、トーキングゲーム開発者の安部博志先生が使っていた「ミミクリーペット」(タカラトミーアーツ)も思い出します。
ミミクリーペットは、話しかけると、同じ言葉をかわいい声で繰り返すおもちゃです。
最初はカッカして、
「なんだよ!」
と怒っていた子も、ミミクリーペットからかわいい声で、
「ナンダヨ!」
と返されると、だんだん気持ちが落ち着いてくるそうです。
クールダウンのためとはいえ、何の配慮もなく別室に移すだけでは、子どもにとっては「お仕置き」になってしまうことがあります。
目的は、お仕置きではなく、落ち着くこと。
そう考えると、いろいろな工夫があっていいわけです。
個人的には、別室が「校長室」というのも、わりと好きです。
校長先生と話しているうちに、だんだん落ち着いたり。
花壇の水やりなど、ちょっとした用事を頼む校長先生もいるそうです。
校長先生に頼まれると、子どもも断りきれず、渋々引き受けるのだとか。
校長先生がいないときなら、応接用のソファに座ってみたり、校長先生の椅子に座ってみたり。
ほかの子がなかなか体験できない、ちょっとした特別感を味わえるかもしれません。
別室というよりは、「特別室」ですね。
トビラコ店主
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