2026.05.03 sun

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。療育施設、園、クリニック等の法人様専用の商品は、こちらもご覧ください。
 

ここから先は、トビラコ店主の店先おしゃべりです。

——————————–

 
愚痴をいうのは大人だけではありません。子どももいいます。
 
愚痴には、聞き役に徹して一緒に怒ったり悲しんだり、ああ、わかるわかると、それだけでいいんですよね。アドバイスなんてしなくていいんです。
 
でも、子どもの愚痴に対してはどうでしょうか。
 
先生にこんなこと言われて頭にきたとか、〇〇さんにこんなこと言われてもう友達じゃないとか。消しゴム忘れて困ったとか。このように子どもが話したときに、ただ聞くだけ、場合によっては聞き流すだけができない大人って多い気がします。
 
アドバイスしたがるんですよね。「そういう時はね、こうしたほうがいいよね」、あるいは「それは、あなたが気をつをつけていないからよ。今度から気をつけなさい」みたいに。
 
そんなことはわかっていながら、でも子どもだって愚痴をいいたくなることはあると思います。
 
愚痴はただ聞くだけでよくて、アドバイスは不要です。これを、子どもにはできない大人が少なくありません。私もついつい「そういうときはね」と言いたくなるタイプです。
 

心理カウンセラーの東畑開人さんは、聞く技術 聞いてもらう技術(東畑開人著 ちくま新書 2022)で、「聞く」と「聴く」の違いを述べています。「聞く」は日常的なことです。食卓で子どもが学校であったことを話し、親が(アドバイスするわけでもなく)聞く。もしかしたらテレビを見ながら、聞き流すこともあるかもしれませんが、東畑さんはそれでよしといいます。子どもは真剣に聞いてほしいわけではないからです。単に、こんなことがあったよと言いたいだけだからです。
 
「聴く」は違います。真剣に耳を傾けることです。そこには非日常の困りごとや悩みがあります。でも日常生活のほとんどは「傾聴」ではなく「聞く」で成り立っていると東畑さんは著書で述べています。確かに、単に聞いてほしいだけなのにアドバイスをされてしまったら、そんなつもりじゃなかったのにと感じてしまいます。
 
児童精神科医の佐々木正美さん(故人)は、発達障害の子の育て方のひとつとして「子どもに頼まれたことだけすればいい。頼まれないことはしなくていい」と話しました。息子さんが自閉症なだけに説得力があります。取材させていただいたときに、直接お聞きしました。
 
こぼれ話ですが、息子さんはとても絵が好きだったので絵画教室に通っていました。小学校の6年間、通い続けた教室を卒業という日に、ご夫婦で挨拶に出向きました。すると、先生は穏やかな口調で「〇〇くん(佐々木先生の息子さんの名)は、6年間ずっと恐竜の絵を描いていました。それ以外の絵は書きたがりませんでした」とおっしゃったそうです。
 
恐竜の絵しか描いていなかったことを、そこで初めて知ったご夫妻は驚くのと同時にそれを許してくれた先生に改めて深く感謝したといいます。佐々木先生は「これは、なかなかできることではありません。絵の先生だからいろいろな絵を描かせたがったはずです。でも息子が描きたいと思う絵だけを描かせてくれました」と佐々木先生。その後、息子さんはテレビ局に勤め、専属で絵を描く仕事をしているそうです(当時)。
 
「子どもに頼まれたことだけすればいい」「子どもの願いを叶える親であってほしい」とよく話していた佐々木先生。恐竜の絵を描き続けてきた息子さんの件もあってのことなのかなと、後から思いました。
 

トビラコ店主

 

********************************
 
トビラコ店主が、クリア数図カードの開発者、新田暢先生にインタビューしました。

「指計算」で算数がキライになっていた子を救った「クリア数図カード」。数を見える化することで計算がスラスラになった!開発者の元小学校の先生に聞きました

 

就労支援A型事業所TANOCHIKAが運営するwebメディア「AKARI」にてインタビューしていただきました。

前編

後編

トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
「九九」は聞いて覚える? 見て覚える? 暗唱だけに頼っていると思わぬ落とし穴も!【困っている子に寄り添う道具のネットショップ店主に聞きました】

 
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
Xはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

もっと見る

お知らせ

連休中のご注文と発送のお知らせ
連休はカレンダー通りの営業となります。 ●5月の発送スケジュール 5月1日(金)午後1時までのご注文(銀行振込の場合はご入金)は、当日発送。 5月2日(土)〜6日(祝・水)のご注文は、5月7日(木)発送 ◉連休中にお届けご希望の場合は、amazonにてご注文ください。 以下の商品はamazonでも取り扱っております。 「トーキングゲーム」 「すきなのどっち?」 「トライゲーム やってみたいのはどっち?」 「かえるカード」 「きもち・つたえる・ボード」 「お手本マット(右きき用)」 ●座位保持椅子ザフシステムスクール シュクレN ポンパのデモ機 4月28日(火)まで受け付けます。 連休明けは5月7日(木)から受け付けます。 ◉お休み期間中のお問い合わせは、5月7日(木)以降にお返事いたします。... 続きを読む
お知らせ一覧

今月のおすすめ

お買い物

商品一覧
すべての商品を見る

読み物

喫茶室トビラコ

日々の暮らし、この先の暮らし

法人の方へ

書店樣•教材店樣窓口

卸売のご案内

tobiracoのオリジナル商品は直販です。取次は通しておりません。お取り引きご希望のかたは、こちらの窓口(イラストをクリック)からお入りください。