トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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デジタル教科書への否定的な意見を見ていると、「紙の教科書しか認めない空気」のようなものを感じることがあります。
読売新聞の調査では、小学校の校長の94%が「低学年は紙の教科書を使うべき」と考えているそうです。
教育界でよく知られた方々も、「紙の教科書推進」の立場から発言されています。
もちろん、紙の教科書には良さがあります。
でも、その議論を聞いていると、私は時々、不思議になるのです。
どの子も当たり前にページをめくれる。
どの子も今どこを読んでいるかわからなくならない。
どの子もルビなしで漢字を読める。
そんな前提で話が進んでいないだろうか、と。
私は以前、デジタル教科書の開発に関わった特別支援学校の先生から、こんな話を聞きました。
「ページをうまくめくれない子がいるんです」
恥ずかしながら、私はそのとき初めて知りました。
そして、その先生は「こういう子たちにはデジタル教科書が必要なんです」と、ごく自然に話していました。
「これがあると、あの子は助かるだろうな」
そう考えるのが、先生のいいところではないのかなと思うのです。
紙かデジタルか、ではなく、
その子にとって、どちらが学びやすいのか。
多様性を大事にするなら、本当はそこから考えたいです。
トビラコ店主
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