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学習障害は単に読み書きが困難だったり、算数を理解できなかったりするだけではなく、子どものメンタルがやられてしまいます。
みんながわかる(できる)のに、自分だけわからない(できない)ことに、心折れてしまうのです。
「こんな簡単なことがなぜわからない(できない)の」と問い詰められても困ります。わからない理由は本人が一番わからないわけですから。
なぜ、わからない(できない)のか。その理由を探るのがアセスメントです。特に学習障害の場合、アセスメントなしの支援は子どもに「わからない(できない)」意識を植え付けるだけ。
アセスメントがないと、ディスレクシアの子に漢字を10回書かせて「練習しても書けなかった」という敗北感を味あわせてしまうこともあります。。
算数障害当事者の本田すのうさんのインタビュー記事を読むと、そのことがよくわかります。
「算数障害」を抱えて生きてきた3児の母。小学1年生で算数がまるでダメと自覚。劣等感のかたまりになりました
本田さんの時代は、アセスメントも支援もなかったでしょう。でも、いまは支援そのものはあります。でも、アセスメントは必ずしも適正になされているとはいえないのではでしょうか。
他の教科の成績はいいのに、数学が致命的だったために偏差値が低い高校に入らざるを得なくなった本田さん。最初のうちこそ、落ち込んでいましたが、その高校は成績にとらわれず、とても自由で個性的な人たちが多かったそうです。そのおかげで高校時代は楽しくすごくことができたといいます。このあたりは、前言と矛盾してしまいますが、成績だけにとらわれることの窮屈さを教えてくれて興味深いなと思いました。
でも、やはりわからない(できない)理由は、アセスメントによってはっきりさせることが良いと思います。無駄な苦労をせずにすみますから。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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