トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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合理的配慮が広まらないのは「配慮」ということばがよくないから。「配慮」ではなく「調整」がいいという人たちがいます。
気持ちはわかりますが、現実的ではない気がします。「合理的配慮」は、「障害者差別解消法」と「障害者雇用促進法」の2つの法律の文言に明記されています。この法律が成立するまでには、おそらく何年もの準備期間があったはず。それを印象がよくないからと法律に書かれた条文の「合理的配慮」ということばを全部書き換えることが、どれほど大変なことか。
「合理配慮」が広まらないのは、合理的配慮の目指すところが伝わっていないからではないでしょうか。それどころか誤解されている面が多々あるからだと思います。
学校現場での合理的配慮は、学習を妨げるほどの困難を抱えている子が、他の子と同じように学習できる機会を得られるよう「配慮」することです。この点がうまく伝わっておらず誤解されてしまうのでしょうね。
学校現場での誤解としてよく聞く事案をあげてみます。
誤解1 合理的配慮を申し出るのに、医師の診断書や福祉手帳が必要
不要です。法律の条文に「診断書」や「福祉手帳」が必要とはどこにも書かれていません。ポイントは、学習に支障をきたすほどの困難があるかどうかです。そもそも発達障害や学習障害を診断してくれる医療機関は少なく、医療機関で診てもらうのに半年待ちはざら。その間に、授業はどんどんすすみ、困り感を抱えた子は学習の機会を得られないまま置き去りにされてしまいます。
誤解2 宿題は合理的配慮の対象にならない。
なります。たとえば書字障害の子に、漢字の書き取りの反復練習は苦痛なだけで漢字の習得にはつながりません。漢字学習にはいろいろは方法があります。唱えて覚える、触って覚えるなどなど。書き取りは漢字を覚える手段のひとつにすぎません。宿題の目的が「漢字の習得」なら、その子が「習得できる方法」を採用するのが合理的ですよね。
誤解3 担任が変わると合理的配慮は受けられない
そんなことはありません。担任との約束ではなく、学校や教育員会との約束です。A先生で受けられた合理的配慮がB先生に変わったら受けられなくなったとしたら、合理的配慮の主旨から外れてしまします。
ただ、担任や学校が変わっても同じように合理的配慮を受けられるようにするためには、口約束ではなく文書にして残すことが大事だと思います。個別の支援計画書があればそこに記載されていることを確認しましょう。
まだまだ、誤解されている事案はあると思いますが、この辺にしておきます。
あと、合理的配慮を申し出るにあたってのポイントをあげるとしたら2つ。
ひとつは、本人の希望を必ず聞くことです。保護者と担任がいくらよかれて思っても、本人が嫌がることがあります。周りの目が気になったり、他の子と同じ条件でもう少し頑張ってみたいと思っていたり。こうなると、合理的配慮はうまくいきません。いずれ、本人が「やはり、配慮が必要」と感じる時期がくるでしょう。その時まで待ちましょう。「合理的配慮」が記されている「障害者差別解消法」が生まれた背景には、障害者自身の意見が反映されていないことにあります。「(障害のある)私たち抜きで、私たちのことを決めないで」が理念なのです。合理的配慮も、本人抜きで決めないように。
もうひとつは、これがもっとも大事なポイントですが、話し合いを重ねることです。合理的配慮は、学校が過度な負担と感じたら申し出は却下されます。「過度にならない程度の配慮」が、ルールです。たとえば担任に過度な負担を強いてしまうと、他の子への対応が難しくなってしまうかもしれません。そこで、互いに話し合いながら歩み寄っていくわけです。これを「建設的対話」といいます。建設的対話がセットになっているのが合理的配慮の特徴。この点が理解されないと、うまくいかないと思います。
合理的配慮については、取材を重ねているのでお伝えしたいことがたくさんあります。続きは、またの機会に。
トビラコ店主
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就労支援A型事業所TANOCHIKAが運営するwebメディア「AKARI」にてインタビューしていただきました。
<a href=”https://akari-media.com/2026/01/25/member-3563/” target=”_blank” rel=”noopener”><img class=”aligncenter size-large wp-image-34675″ src=”https://tobiraco.co.jp/wp-content/uploads/2026/01/030dd879d03c68383f2403b4ad9058d6-1366×977.png” alt=”” width=”1366″ height=”977″ /></a>
<a href=”https://akari-media.com/2026/01/25/member-3563/” target=”_blank” rel=”noopener”>前編</a>
<a href=”https://akari-media.com/2026/01/26/member-3592/” target=”_blank” rel=”noopener”>後編</a>
トビラコ店主が小学館子育てサイトHugKumに執筆しました。
<a href=”https://hugkum.sho.jp/736662″ target=”_blank” rel=”noopener”>「九九」は聞いて覚える? 見て覚える? 暗唱だけに頼っていると思わぬ落とし穴も!【困っている子に寄り添う道具のネットショップ店主に聞きました】</a>
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
<a href=”https://hugkum.sho.jp/618688″ target=”_blank” rel=”noopener”>障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き</a>
<img class=”alignnone size-medium wp-image-29585″ src=”https://tobiraco.co.jp/wp-content/uploads/2024/08/c8bfb4d44106d13e9c234655c0724088-900×438.png” alt=”” width=”900″ height=”438″ />
<a href=”https://tobiraco.co.jp/item/sukid/” target=”_blank” rel=”noopener”>すきなのどっち?</a> <a href=”https://tobiraco.co.jp/item/kimoti_board/” target=”_blank” rel=”noopener”>きもち・つたえる・ボード</a> <a href=”https://tobiraco.co.jp/item/try_g/” target=”_blank” rel=”noopener”>トライゲーム やってみたいのはどっち?</a>を考案した佐藤義竹先生の『<a href=”https://www.shogakukan.co.jp/books/09311540″ target=”_blank” rel=”noopener”>自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具</a>』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)、好評発売中!
<img class=”alignnone size-full wp-image-25394″ src=”https://tobiraco.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/6b72d895b776c8c1738173f915554b97.jpg” alt=”トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』” width=”200″ height=”284″ />
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
<a href=”https://hugkum.sho.jp/547537″ target=”_blank” rel=”noopener”>発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】</a>
<img class=”alignnone size-thumbnail wp-image-26289″ src=”https://tobiraco.co.jp/wp-content/uploads/2023/12/b6bff33a01dac398f74d861a13ef379e-640×480.jpg” alt=”” width=”640″ height=”480″ />
<a href=”https://hugkum.sho.jp/551236″ target=”_blank” rel=”noopener”>発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!</a>
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