2024.03.19 tue

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

通常級で勉強についていけなくて不安になり、不登校になった子の話を言語聴覚士の中川信子さんがXで紹介してくれました。
 
ご自身が主宰する子どもの発達支援を考えるSTの会のホームページに掲載されているコラムです。
 
卒業の先の人生へ

 
コラムを読むと、授業が理解できないということは、それだけにとどまらずに、周りから自分がどう見られているかが不安になることがわかります。それはそうでしょう、と思うのですが、子どもの知的能力に関係なく通常級に入れたがる保護者は、この点もよく考えたほうがいいのではないでしょうか。
 
弟(IQ85)は最初は通常級に入学しました。でも、1学期の終わりに、担任の先生から母が呼び出されて「特殊学級」(当時の呼称)のある学校への転校をすすめられました。母は悔しがり、その教師を一生恨むと言いました。私も弟を特殊学級に追いやった教師をかなり長いこと恨んでいました。
 
でも、今になれば、その教師の言うことを聞いてよかったと思います。
 
知的障害の子は理解がゆっくりです。同じ学年の子どもたちからは遅れをとります。1年生のうちはなんとかなっても、高学年になり複雑な算数の問題にはついていけなくなるのはあきらかです。自尊心を維持するのは難しいうえ、いじめにでもあっていたら心打ち砕かれてしまいます。
 
弟の時代は、今ほど特別支援教育が行き届いていませんでした。でも、今は特別支援教育のスペシャリストが増え、文科省も力を入れています。親の通常級へのこだわりが、子どもを苦しめることもあるということはもっと知られていいように思います。通常級に入った重度障害の子を美談としてマスコミは報じることがあります。報じられるのは、極めて稀だからです。特別支援教育で受けられたはずのその子にあった教育を、通常級に入ったばかりに受けられなかったという見方もできるわけです。

 

 

 

 

 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
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