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2026.05.23

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。療育施設、園、クリニック等の法人様専用の商品は、こちらもご覧ください。
 

ここから先は、トビラコ店主の店先おしゃべりです。

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8年前に取材した記事、

「『できないこと』をがんばるより、『できること』を伸ばせばいい」

が、昨日よく読まれていました。

なぜだろうと思ったら、この記事に登場した高梨智樹さんが、朝日新聞の記事になっていたのです。

「読み書き障害から売れっ子ドローン操縦者に やりたいことで自立する」

高梨さんは、読み書き障害のなかでもかなり重度で、ほとんど文字の読み書きができません。

でも、早い時期からパソコンに親しみ、音声入力や読み上げソフトを使っていました。

小さい頃の話が、とても印象に残っています。

好きなことになると、とことんやる子だったそうです。

幼稚園では、砂場で穴を掘ることに夢中になっていた。

保育士さんは、「地球の裏側まで掘っちゃえ」と、そばで見守っていたそうです。

お母さんが迎えに来ると、

「なんで、もっと遅く迎えに来なかったの!」

と怒ったとか。

もっと掘っていたかったのですね。

高梨さんは体も弱かったそうです。

だから、お母さんは、「できないことを頑張らせる」より、本人が夢中になれることを大事にしていました。

外で遊べない分、本人が目を輝かせるものを買っていたそうです。

それが結果的によかったのだと思います。

高梨さんは、おもちゃを分解して、動く仕組みを知るのが大好きでした。

家にあったお父さんのラジコンを改造して遊び、中学生になる頃には海外からドローンを輸入するようになっていました。

そして、ドローンの大会で優勝。

その後、お父さんと一緒に会社まで立ち上げています。

お母さんは、読み書き障害について詳しかったわけではありません。

10年以上前は、今ほど情報もありませんでした。

でも、「この子が好きなことをさせたい」という気持ちを大切にしていました。

「できないこと」を頑張らせるより、「できること」を伸ばしたほうがいい。

そう考えていたそうです。

これは、障害のあるなしに関係なく、子育ての本質なのかもしれません。

もちろん、障害について詳しく学び、その子に合った環境を整えて、子どもが安心して育っているケースもたくさんあります。

その一方で、障害についてとても勉強していても、親子ともに苦しくなってしまっているケースも、私は見てきました。

障害について詳しいことは大事です。

でも、それ以上に大事なのは、

「わが子に詳しいこと」

なのではないでしょうか。

この子は、どんな時に目を輝かせるのか。

どんな時に笑顔になるのか。

何に夢中になるのか。

高梨さんのお母さんは、障害についての専門知識はなかったかもしれません。

でも、「わが子」にとても詳しい人だったのだと思います。
 

トビラコ店主

 

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