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2018.01.14

トビラコへようこそ!
 
 

そのうちに慣れることと、絶対に慣れないこととあります。すごく瞬間的なことでいえば、音の聞きわけがあります。
 
街中の騒音が気になっても、一緒にいる人の声だけが、漫画でいえば吹き出しのようにしてくっきりと聞こえきます。これは、騒音に慣れてきて、騒音を漫画でいえば「ガヤガヤ」とか背景の音になるように、脳の中で処理されるのでしょう。
 
きっとこれは秒速よりも早く、コンマ何秒で脳内で処理されているのだと思います。
 
でも、この「ガヤガヤ」と一緒にいる人の声とが同じように聞こえてしまうと、これは大変です。聞き分けることができません。
 
聴覚過敏の子は、まさにこれで脳内の伝達物質の出方に問題があるためらしいです。
 

光が眩しすぎる感覚過敏の子もそうですね。眩しい光に慣れるということがありません。
 
絶対に慣れないことに対しては、自衛策を講じるしかないのですが、まわりの人にも理解してもらえないと、そのうち慣れる、わがままという言われ方をしてしまいます。
 

眩しいのが苦手な発達障害の人が、職場でとても苦労をした話を聞いたことがあります。日の当たる窓側に席を与えられ、眩しいからとブラインドを閉じると、いつの間にかだれかが開けてしまうためブラインドを閉じるのをためらってしまう。つらいから、会社をやめたいとまで思うようになりました。
 
本当は席を変えてもらえるのがいいのですが、彼女は上司に理解してもらえないだろうと、言い出せずにいました。ならば、サングラスをかけたらどうですか、と提案したことがあります。
 
ファッション評論家で元モデルの大内順子さん(故人)は、モデル時代に強いライトを浴びて目を痛めてしまい、光をまともに見ることができなくなったそうです。そこで、大きなサングラスをかけていたのですが、それがとてもおしゃれでトレードマークになりました。というお話もしたのですが、その後どうされたのかはお聞きしていません。
 
世の中の多くの人は発達障害という言葉を聞いたことはあっても、具体的な困り感を理解していない人が大半です。だから、「そのうちに慣れる」と思ってしまうのです。
 
絶対に慣れないことがあることを、やはり自分から(子どもなら家の人が)伝えておくことは必要です。うまく伝えられないようなら、参考資料として感覚過敏が書かれている本などを渡してもいいと思います。理解してもらうことが自衛策になります。
 
余談ですが、学校の先生に伝える場合は、「そんなことも知らないんですか」的な物言いいにならないように気をつけたところではありますね。
 
相手の不勉強をなじって、いいことはひとつもありません。子どもをともに育てる仲間として情報を共有するという姿勢で。
 

 
 

トビラコ店主より

 
 
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おかげさまで、トビラコの療育アロマは出足好調です。関心をもってくださった方、お買い求めくださった方、ありがとうございます。

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ご希望の方は、返信用の封筒に82円切手を貼ってトビラコ宛にお送りください。
 
<返信用の封筒にお書きにいただくこと>
1)お届け先のご住所2)郵便番号3)お名前
82円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。
 
<宛先>
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
株式会社 tobiraco「香りお試し便」係
 
お申し込みいただいてから、ほぼ1週間以内にお届けできるようにいたします。

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