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2018.02.18

トビラコへようこそ!
 
 

成長とともにできるようになることを、嫌がる子に小さいうちから特訓する必要があるの? ということをずっと思っていました。
 
そうしたら、その答えとなるようなコラムを見つけました。
リタリコさんの発達ナビというポータルサイトに掲載されていたコラムが、まさにそれ。執筆したのは立石美津子さんという方。
 
自閉症で知的障害のある高校生の息子さんの母親です。息子さんは、聴覚過敏のため小さい頃にジェットタオルの音が怖くて公共のトイレに入れなかったそうです。
 
ところが、当時通っていた療育の施設には、聴覚過敏の子のためにあえてジェットタオルを備えて、音に慣れる「訓練」をしていました。ジェットタオルの音に慣れないと、将来、困るからということらしいです。でも、息子さんは、その療育施設を嫌がるようになって入り口で足が止まるようになりました。
 
困り果てた立石さんは、ある病院の先生に相談したところ、そんな「訓練」は即刻やめるべきと強く言われました。思春期に二次障害を引き起こす恐れがあるそうです。そんなことよりも、公共のトイレでジェットタオルのないところや障害者用のトイレを使うようにすすめられました。
 
その後、あれほどジェットタオルを怖がっていた息子さんは、中学生になると抵抗なく使えるようになっていたそうです。むしろ、自分からすすんで使うようになったとか。無理に特訓する必要はなかったわけです。少なくとも「ジェットタオルで将来困る」ことにはならなかったのです。
 
私たちでも、小さい頃に怖かったことが、成長とともに怖くなくなることってありますよね。嫌がる子に無理やり「特訓」するのは、もはや療育と呼ばなくていいのではないかとさえ思います。
 
「療育とはていねいに配慮された子育て」です。特訓は、配慮でもなんでもなく、むしろその逆。
 
毎回申し上げていますが「安心」できる環境でこそ、子どもは自分のいいところを出せるのではないかと思うのです。
 

立石さんのコラムはこちら。

↓ ↓ ↓ ↓

https://goo.gl/sRHJCm

それにしても、ジェットタオルの騒音はなんとかならないものでしょうかね。

 
 
 

トビラコ店主より

 
 

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