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2018.02.23

トビラコへようこそ!
 
 

発達障害に対する考え方は、男女で違いがあるなと前々から感じていました。
 
凸凹の凸の部分に注目するのが父親、凹をなんとか改善できればと願うのが母親。その逆のケースもあるかもしれませんので、一概には言えません。でも、これまでお会いしてきた方達を見ているとそう感じるのです。
 
父親は晴天型、母親は天候不順の嵐型。
 
このように、父親と母親の違いを語ったのは内田樹さん(思想家、武道家、作家)。発達障害の場合もあてはまるなと思います。
 
内田さんによると、子どもを強いもの(強くあるべき)としてみるのは父親。それは晴天の日だけを想定しているのと同じだそうです。一方、子どもを弱い存在としてとらえて、嵐の日を想定しているのが母親。だからごはんを食べているかどうかの心配をするのも母親が多い。このような趣旨のことを以前した取材の際におっしゃっていました。
 
発達障害をエジソン、アインシュタインなどに代表されるように特別な才能の持ち主として見たがるのは、たしかに男性に多いように思います。特別な才能=強みです。
 
ところが、ほとんどが母親が参加している親の会にいくと、うちの子は何の取り柄もない発達障害です。とおっしゃる方がほとんどです。取り柄はどの子にあります。そこは謙遜か親が気づいていないだけかも。
 
でも突出した才能が見当たらないというのはわかります。アインシュタインやエジソンになれない子がほとんどですよ。
 
発達障害=特別な才能。という見られ方が広がりすぎてしまうと、そこで選別のようなものが行われて、才能のある発達障害、才能のない発達障害、というモノサシができてしまいそう。
 
ついでに言うと、知的障害のある子と一緒にされることを極端に毛嫌いするお母さんもいて、それもどうなのよ?と思うこともあります。
 
ウチの子は知的に問題はない、むしろテストではいい点をとるのだから、知的な遅れのある子とは全然!ぜ〜んぜ〜ん違うんですと力説する。それって知的障害のある子(人)への差別ですよね。ご本人は全然!ぜ〜んぜ〜ん気づいていないんでしょうが。
 
逆の立場になればすぐにわかることです。才能のない発達障害の子とは全然!ぜ〜んぜ〜ん違うんです、才能のない子と一緒にされることお断り、と毛嫌いされたらどのように感じるでしょうか。
 
でも、障害者の6割は知的障害者です。だから「知的障害お断り」的な言動は、だれかを傷つけていることがあるということも知ってほしいです。
 
多様性をよしとしているはずが、いつの間にかランクづけや選別をしてしまい、インクルーシブ(排除しない)の反対、イクスクルーシブ(排除)になってしまわないか、ちょっと心配になることがあります。

 
 
 

トビラコ店主より

 
 

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