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トビラコへようこそ!
生後半年くらいの赤ちゃんのぷよぷよ肌に触れるのが、不快と感じる母親もいます。
感じ方は人それぞれです。不快に感じる場合は無理に触らなくてもいいから、頭や背中をなでなでするスキンシップで十分。
山口創(はじめ)さんの著書『子供の「脳」は肌にある』(光文社新書)に書かれていたことです。
これを読んでほっとするお母さんも多いのではないでしょうか。
母親なら赤ちゃんのぷよぷよ肌を慈しむものと思う人は多いでしょう。でも、愛情はあっても、ぷよぷよの感触が苦手で触ることができない人がいることはあまり知られていないかもしれません。
ぷよぷよ肌を「ふかしたてのまんじゅう」と山口さんは著書で著していました。
うまい比喩です。「ふかしたてのまんじゅう」を触りたくないと感じるのは、なんとなくわかります。
スキンシップが大事だからと、肌に触りたくないのに無理に触るとそれが子供に伝わるそうです。すると、子供は混乱するのだとか。「愛している」「でも触れたくない」という相反するメッセージ、これをダブルバインドといいますが、子供はどっちを信じていいのかがわからなくなってしまうのです。
「ダブルバインド」。
スキンシップとは離れた話になりますが、トビラコ店主も子育て雑誌の編集者時代に、この言葉を何度も取材先の精神科医の先生たちに聞きました。
例えば、「人間、学歴じゃない」と子供に言いながら、心の中では「学歴で人を判断している」親がいたとします。たとえ口にしなくても(むしろ暗黙のメッセージの方が)、子供には伝わっています。だから、これはダブルバインドです。
子供は親のどちらのメッセージを信じていいのかわからなくなって混乱。人は、口で言っていることと思っていることは違うということだけを、学習してしまうわけです。
それなら、いっそ、はっきりと「お母さんは、あなたにいい大学に入ってほしい」と言った方がスッキリします。そうすれば、子供は自分なりの考えを親に伝えられるでしょう。「お母さんのために大学行くんじゃないよ」とか。あるいは、自分もそう思うと言えるわけです。でも、親がダブルバインドだとそれができなくて、いつもモヤモヤしてしまうわけです。
だから、ダブルバインドは子どもが成長する上でよろしくない、と精神科医の先生たちは忠告していました。
そのダブルバインド、スキンシップにも同じことがいえるとは。文字通り肌に違和感を覚えるわけです。肌と心はやはりつながっているんですね。
余談ですが、「こうあるべき」にとらわれているとダブルバインドに陥りがちです。
トビラコ店主より
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