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2018.03.19

トビラコへようこそ!
 
 

発達系の子は体温調節が苦手といわれます。
 
でも体温調節が苦手かどうかは見た目にわからないよね、と思っていたら、なるほどというお話を支援員の人にお聞きしました。
 
汗がいつまでもとまらない。これもひとつの目安になるそうです。運動をして汗をかいても、たいていはいつのまにかとまっているものです。ところが、いつまでたってもダラダラと汗をかき続けたり、いつまでも真っ赤にほてった顔をしていたりすると、これは体温の調節がうまくいっていないということになります。飲んだ水が全部汗になって出てしまうと、最悪脱水症状を起こします。
 
で、どうするかです。涼しいところにいったくらいではすぐに体温の調節ができません。まず、冷やすこと。首の後ろあたりに氷嚢(ひょうのう)やタオルに包んだアイスノンなどをしばらくあててあげると落ち着きます。
 
氷嚢は300円ショップなどでかわいい柄のものが売られています。水を入れない状態で持ち歩き、出先で汗が止まらないときに氷嚢に水を入れて首にあてるという使い方ができます。
 
支援員さんにとってはあたりまえかもしれない話、案外知られない人がいるんじゃないかと思って、お伝えしました。
 
あ、急いでつけ加えますが、「暑い」だけではなく「寒い」場合も体温調節ができないと、極端に寒がります。ある支援学校の中学生は、冬に電気カーペットを持ち込んで、これ以上暖かくできないというくらいに暖かくして授業を受けているという話を先生から聞きました。極端に寒がる場合もやはり首の後ろで体温調節を。首にあてて使える「ホット&クールエコジェル」(検索すると出てきます)を温めて使うのがおすすめです。
 
体温調節できるツールをいつでも使えるようにしておくとラクです。最終的には子どもが自分で使って体温調節できるようになるといいですよね。

 
 

トビラコ店主より

 
 

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