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不審者は、いかにも不審者には見えないという
小宮信夫先生(立正大学社会学科教授、社会学博士)説、以前、このコーナーでもお伝えしました。
新潟で起きた痛ましい事件は、まさに小宮説を裏付けるものでした。
近所の人によると容疑者は「感じのいい人だった」といいます。
不審者というと、サングラスにマスク、帽子というイラストがよく描かれています。
学校のメーリングリストなどにも、不審者情報としてサングラスにマスクの男が登場します。
でも小宮先生にお聞きすると、そのような格好をして子供に近づく犯人はほとんどいないそうです。
優しいお兄さんとして近づき、子供の興味を引くようなものを見せたり。
車の中から「お母さんが交通事故にあって入院したから一緒に病院へ行こうと」と車の中に誘い込んだり。
子供に警戒心を抱かせないようにするのが犯人の手口です。
だから、「人を見るな、場所を見ろ」(小宮説)になるのです。
犯罪に巻き込まれないために注意すべきは、犯罪の起きやすい場所に近づかない。犯罪が起きやすい状況に身をおかない。この2点だと小宮先生は力説しています(以前、取材して直接お聞きしました)。
その場所とは、
「入りやすく、見えにくい場所」。
「誰でもが入りやすく、いったん入ると見えにくい場所」です。
今回の事件は、小宮先生がサイトで解説していますので関心のある方はそちらをどうぞ。
小宮先生がいつも挙げているのは、以下のような場所です。(→は対策)
1)公共のトイレ
誰もが入ることができる密室。犯罪多発ゾーンです。これは、何度もここでお伝えしていますよね。
→子供を一人でトイレに行かせない。親がついて行く。
2)歩道橋
歩道橋の上は死角。子供が歩道橋を上がるところを反対側の道路から見た犯人が偶然を装って歩道橋の上で合流して声をかけ、連れ去る事件が起きています。
→利用しないですむならしない。どうしても利用するときには、足早に。歩道橋の上で声をかけられても無視。
3)人通りの多い道
人の目がたくさんあって、安全そうに見えます。でも、人の注意がそれていて、子供へは無関心なので死角。
→幼児なら子供の手を離さない。もう少し子どもが大きければ目を離さない。
4)塀の高い住宅街の道
住宅があっても、家の中から外が見えないので、このような道は死角になります。
→なるべく通らない。通るときは足早に。
5)見晴らしのいい一本道
田んぼの一本道などです。時間帯によっては人の目がありません。
→なるべく通らない。通るときは足早に。
6)エレベーター
いったん入ったら、外から見えない場所です。
→二人きりになってしまったら、背中を見せない、非常ボタンの近くに立つ。
公園の茂み、マンションの階段下や屋上なども死角ですよね。
お子さんと通学路やよく通る道を一緒に散歩して、死角になりそうなところを教えてあげましょう。
もし、一人でこのような場所を歩くときは最大限の警戒心でスキを見せないで足早に。
何かあったときは、近所のコンビニやお店、郵便局などに駆け込むことも教えておきましょう。
それにしても、「黒い服でサングラス」の犯人像とかいうのはなんだったのでしょうか。警察が犯人を油断させるためにあえて流したのでしょうか。そのような怪しい格好で近づくとは思えないのですが。
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トビラコ店主より
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