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割り算の予習は家庭でできますよ。
と、よく小学校の先生方はおっしゃいます。特別支援の先生でも通常学級の先生も同じです。
四則計算の中でもっともつまずきやすいのは割り算です。
その理由として、、
1)総合的な計算力が必要
かけ算九九、あまりの数を出すための引き算(繰り下がりの引き算も)など計算の総合的な力が必要。ここでモタモタしていると答えにたどりつけません。
2)割り算をイメージできない
「家庭で予習できます」というのは、この2)のイメージの部分です。
割り算は、数が増えたり(足し算やかけ算のように)、減ったり(引き算のように)という具体的に数が動くものと違います。だから、イメージしづらいのです。
でも、割り算は生活の中で体験しイメージできるようになります。
18枚のクッキーを3枚のお皿に取り分けていくと、ひとり6枚ずつになります。
これが、18÷3=6
あるいは、18個のシュークリームを5個入の箱に入れると、箱は3個必要になってシュークリームは3個あまります。
これが、18÷5=3あまり3
このようなことを日常的に体験していると、割り算をイメージできるようになって、計算式の意味も頭に入ります。
「割り算は家庭で予習を」は、学校の先生だけではなく、難関校へ多くの生徒を送り出している中学受験塾の先生でも同じことをおっしゃいます。
話それますが、進学塾の算数の先生はさぞかしプリントばかりさせていると思われるかもしれません。でもじつは、優秀な先生ほどイメージできることを重要視しています。図形でもパズルを実際に手でなんども触って組み立てることをさせてからプリントに移ります。少なくともトビラコ 店主が取材した進学塾の先生はそうでした。
そうすることで、算数が楽しくなるのだそうです。楽しくないと子供は吸収しなくなるんですよね。その先生は、一時、日本で一番たくさんの子供を灘中学に送り込んでいました。
家庭でのお手伝いもとても大切に考えていた先生でもあります。箱詰めのお饅頭の手土産をもらったらすぐに食べずに、まず翌日食べる分として何個残すかを決めたのち、今日は食べる分をお皿に取り分けるというやや高度なお手伝いをすすめていましたね。
割り算のあまりの数から考えさせるという発想の持ち主で、ちょっと変わった先生でしたが、なるほどとその時は思いました。
割り算をイメージできるようにするために、お菓子をとりわけるお手伝いをしましょうよ、という話をなんども聞きました。小学校に上がる前であっても十分にできますよね。
といって、プリントを否定しているわけではありません。「プリントばかりさせて」という決まり文句で否定させることが多いですが、よくできたプリントは子供に小さな達成感を与えるように考えられています。公文のプリントを作成しているチームを取材したことがあって、その意図の緻密さに度肝を抜かれたことがありました。本当に子供のつまずき箇所をよくわかって作っています。
ただ、まず最初は体験でイメージできることが大事なんだと思います。で、それは毎日の生活の中にいくらでも転がっていそうですね。
トビラコ店主より
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