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通常級では厳しいから、通級に入れたい。こんなときにどうするかという話を、ある勉強会で聞きました。
通級というのは、知的な障害はないけど、発達障害などの特性があって学習しづらい子が、特別な指導を受けることができる教室です。普段は通常級にいながら、週に1日程度、通う学級なので「通級」と呼ばれています。
通級は苦手な学習を克服するというよりは、障害の特性に応じた「学び方」を学ぶことができます。そこのところがうまく理解されていなくて、算数が苦手だから算数をできるようにする、と思われがちです。じつは、トビラコ店主もそう思っていました。
都内のある小学校の通級で算数の授業を見せていただいたことがあるのですが、先生の教え方があまりにうまくて、そこに通ってくる子たちは、みんな算数のテストで90点、95点取れるようになっていました。それを見た通級が必要ない子たちが通いたがって大変だったという話です。だから、てっきり算数教室のようなものだと思ってしまったのです。
で、話が最初に戻りますが、通級に入れたいと学校の申し出て、「そうしましょう」と受け入れてもらえればいいのですが、うまく聞き入れてもらえないときにどうするか。
「この子には通級が必要だよ」という根拠を専門家に示してもらうのがいいそうです。医師(発達障害に詳しいということに限定されるかもしれませんが)であったり、カウンセラーであったり。専門家の診断書や見立てを先生に提出することで根拠がはっきりします。
ついでに、先生とは対立しないというのもコツ。先生には先生の考えがあって「通級必要なし」と言っているのかもしれません。先生の話を真摯に聞くことも大切。自分の要求だけ一方的に突きつけて、相手の話を聞かないと対立の構図が生まれます。
先生も人間ですから、自分の話に耳を傾けてくれない人には心開かないかもしれません。「先生も人間」ということでいえば、先生の気持ちを動かしたいと思ったら、先生の気持ちをくすぐる一言を。
 
例えば、「うちの子、先生のこととっても好きみたいです」などという一言があってもいいんじゃないの、という話も聞きました。
ここに持ち出す余談としてはふさわしくないかもですが、ビジネスの世界でも「人を動かしてなんぼ」とよく言われるそうです。やはり人が動かないことには事は動きません。
周りの雑音、陰口はどうでもいいいから、「先生を動かしてなんぼ」。このためにはなんでもやるくらいの気概があるといいんじゃないでしょうかね。対立の構図を作ってしまうと相手は動きません。できれば、先生に気持ちよく動いていただく方がいいですよね。「動かしてなんぼ」です。
トビラコ店主より
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