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「ある時期から、子どもが可愛いと思えるようになりました」という、二人のお母さんの話です。
Hさんは、息子さんのこだわりに悩まされていました。息子さんが食べる予定だったドーナッツを他の人が食べてしまったときは、同じドーナッツを買いに雪の中を1時間近くかけて歩いたそうです。
まるで、息子から精神的な虐待を受けているようと感じたHさん。でも診断を受けてからは、決して母親を苦しめようとしていたわけではないと思い直すようになります。でも、だからといって急にラクになったわけでもありません。
診断から1年くらい経ったある日、ふと息子さんを見て「かわいい」と思えて、「Kちゃん、かわいいね」と言ったら、息子さんがニコッと笑顔で返しました。その笑顔をみてから、少しずつ息子さんのいいところに目が向くようになったといいます。
Kさんは、娘さんが小学校3年になって「可愛い」と思えるようになったといいます。それまでは空気が読めないこといじめにあうなどトラブルが多く、大変思いをしていました。
ある時、ペアレントトレーニングで「1日1回でいいから子供をほめよう」とアドバイスされ、その通りにしたら、だんだんと可愛くなってきて、それまでできなかったことーーコップを倒さずにきちんとおけたとかーーができるようになったことにも気づけるようになったといいます。
「可愛いと思えない時期」は、どんな親でもあるような気がします。歴史にいろいろな時期があるように、親子の歴史にもいろいろな時期があります。
その「可愛いと思えない時期」をどう過ごすか、という話がもっとあってもいいのかもしれませんよね。あえて「1日1回ほめてみる」という、いわば自分に外圧をかけるというのもひとつの方法。Hさんのように、ふと可愛く見えた瞬間を逃さずに「可愛いね」と口に出すという方法。
あるいは、子供が思春期くらいなら、今はそういう時期をわりきって、淡々と過ごすのもありかもしれません。
「可愛がる」というのは、「がる」がつくところがミソ。「がる」は意識的にしていることだから、それがだんだんと「がる」がなくなって「可愛い」になるのかもしれません。なんかややこしいですが。
トビラコ店主より
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