自動下書き

2018.08.09

トビラコへようこそ！

もっとも良き理解者であってほしいパートナー（夫など）が、子供の障害に関しては無知で無理解でやっかいという場合があります。

特に発達障害は、見た目には障害があることがわからないため、パートナーの理解のなさに泣かされる母親はとても多いでしょうね。

トビラコ店主が編集者時代にお世話になったブロガーのアマミモヨリさんのブログを読んでもそれがわかります。

アマミさんは、大変な状況でもかなり控えめに書（描）く人ですが、診断が下ったときに初めてダンナさんが「どうもすみませんでした」と頭を下げるイラストが描かれています。

それまでは、アマミさんの子育てのせいにされていたということが、ここでわかります。

妻の話には耳を貸さない夫も、医師や療育の専門家の説明にはすんなりと納得したりするんですよね。

それって、妻を軽くみすぎでしょ、と言いたくもなりますが、ここはぐっと抑えて。理解の足りないパートナーには、専門家の力をお借りしましょう。学校の先生でもいいかもしれませんね。

一生懸命に理解を求めようとすればするほど、相手が頑なになることもあります。
夫婦の関係も悪化してしまいます。それがもとで離婚までしてしまった夫婦を知っています。

「今から思えば、夫はマイルール優先のアスペルガーだった」と元妻はいっていました。専門家のところへ夫婦で訪れていたら、事態は変わっていたかもしれません。

相手に理解してもらうには、いろいろな方法があります。自分は一生懸命に勉強して理解したのに、それをしようとしない夫はけしからん、父親失格！　と責めたところで相手は聞く耳をもってくれません。（でも、これはありがちです）

理解の押しつけではなく、どういう方法なら相手にわかってもらえるか、そこから考えてみてはいかがでしょうか。（なぜ、そこまでしなくてはならないの？　というもっともなご意見はこの際置いておいて）

専門家を訪れるのいいでしょうし、講演会に誘うのもいいですよね。

トビラコのサイトでよく読まれている平岡さんも、教育委員会のベテラン指導員から渡された資料を読んで、初めて我が子の発達障害に気づき、これまで自分が子供にしてきたことを悔い3日３晩泣き明かします。（この場面は、何度読んでも泣けてきます）。

専門家からの支援って直接子供に働きかけるだけではなく、家族の理解を促すためにも役立ってくれます。このような方法でも専門家の力をお借りしましょう。