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「ありのままを受け入れる」と聞いて、思い出すのは佐々木正美さんのお話です。
佐々木さんは児童精神科医であり、発達障害の子の父親でもありました。
自閉症スペクトラムの息子さんは絵が好きで、小学校低学年から絵画教室に毎週通っていました。
小学校卒業記念の絵の展覧会で、佐々木さんご夫妻は絵画教室の先生から意外な話を聞きます。
「これまで申し上げませんでしたが、私がどんなに指導しても、息子さんは恐竜の絵しか描きませんでした。私はそれでいいと思いましたので、お子さんが描いた作品をそのまま受け入れて、その作品に対して指導をしていました」
先生のこの言葉に、佐々木さんご夫妻は頭が下がる思いだったといいます。そして、同時にとても感謝したそうです。
息子さんは現在絵を描く仕事をしています。
大手企業の試験をパスしたものの、大勢の人と仕事するよりもひとりで仕事したいといって、今の仕事を選びました。
恐竜以外の絵を描かせようとせずに、好きなだけ恐竜の絵を描くことをよしとし、でもそれを親には告げなかった絵画教室の先生。もし告げていたら「せっかく絵画教室に通っているんだから、恐竜以外の絵も描きなさい」と親としては子どもにいいたくなります。
でも、先生は「恐竜の絵だけ描きたいなら、それでいい」と受け入れることに決めたんだと思います。だから親にそのことを告げなかったのでしょうね。
絵画教室の先生は、発達障害ということはおそらくご存知なかったと思います。息子さんが教室に通っていたのは、30年以上前の話ですから。
たとえ、専門知識がなくても、「この子に好きなことをさせよう」「好きな恐竜の絵をもっとうまく描けるように教えよう」として受け入れた先生。指導者としての見識の高さ、人としての度量の深さや優しさを感じます。
「受け入れる」というのは、時に覚悟が必要なのかもしれません。「願いを叶える」というのにも似ていますよね。
「受け入れてもらえた子」「「願いを叶えてもらえた子」は、生きる根っこが揺らがないような気がするのです。
トビラコ店主より
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