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2017.04.29

ゴールデンウィークはカレンダー通りの営業となります。
商品の注文はサイトにて24時間受け付けております。

29日(土)、30日(日)にご注文いただいた分は5月1日以降の発送に、
3日(水)〜7日(日)にご注文いただいた分は5月8日以降の発送になります。
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トビラコへようこそ!

 
公園の遊具を取り囲むようにフェンスがあると、おりの中で子どもを遊ばせているみたいだなと思ったことがありました。でも、じつは子どもを連れ去りから守る優れた方法だったのです。

 
犯罪は「(犯人が)入りやすく、(犯行が)見えにくい場所」で起きる話を、このコーナーでしたことがあります。社会犯罪学の小宮信夫先生から聞いた話です。
犯罪が起きにくいのはその反対で「(犯人が)入りにくく、(犯行が)見えやすい場所」です。フェンスに囲まれた遊具がまさにそれ。フェンスの中はよく見えるので、そこに入る大人は目立ちます。
 
遊具の置き方一つでも防犯になります。遊具を背にベンチを置くと、遊具に近づき子どもを物色する犯人にいち早く気づくことができます。この反対に、遊具と向き合う形でベンチが置かれていると犯人に物色の機会を与えてしまいます。

 
小宮信夫先生の新刊『写真でわかる世界の防犯〜驚きのアイデアで犯罪を「あきらめさせる 遺跡・デザイン・まち」』(小学館)は、そのようなことが写真付きで解説されています。遺跡、街、学校なども防犯という視点で、犯罪の起きにくい場所や建物を紹介し解説。

小宮先生が半生をささげた(本人談)集大成というだけあって、とても読み応えのある写真集でした。

子どもがよく遊ぶ公園を防犯の目で、検証してみてはいかがでしょうか。

 

トビラコ店主より

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)3刷決定!