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トビラコへようこそ!
3連休が始まりましたね。連休にお出かけになる方たちにいつもお伝えしていることがあります。特に小さいお子さんと出かけるときには次の3つを気に留めておいてください。
1)手を離さない
2)目を離さない
3)公共のトイレにひとりで入らせない
これは、トビラコ店主が子育て雑誌編集者時代に、防犯の第一人者であり犯罪学の小宮信夫教授(立正大学)にお聞きしたことです。
小宮先生のホームページ「近況雑感」は、子どもが被害にあった誘拐事件の分析なども書かれていて、とてもためになります。
子どもが被害にあうのは、圧倒的にひとりになったときです。
親と一緒にいても、ひとりになる瞬間があります。
いくら親子連れで歩いていても、雑踏の中で手と目を離すと、子どもはひとり。
連れ去りはこのようなときにも起きます。
まわりに人がたくさんいるから大丈夫だろうと思っても、そのまわりの人は知らない人であり、子どもが連れ去られても気がつきません。
公共のトイレは、子どもが性犯罪の被害にもっともあいやすい場所です。これも雑誌編集者時代におこなった小宮先生と小学生の子のママたちの座談会で明らかになりました。
たとえ慣れたショッピングセンターのトイレであっても、子どもひとりでトイレにいかせるのは危険。子どもが異性でトイレに入れず外で待っているしかない時も「ママ(パパ)、ここで待っているよ」と子どもに伝えるようにします。まわりに聞こえるような声でね。犯人が最も嫌がるのは親に見つかることですから。
小宮先生がいつもおっしゃっているのは、犯罪が起こりやすい場所を知っておくこと。
「入りやすく、見えにくい場所」。
誰もが入ることができ、いったん入るとまわりから見えない場所です。
人混みも公共のトイレもまさにこの法則に当てはまります。
今年最後の連休を楽しく過ごしていただくためにも、外出時、頭の片隅にしっかりと入れておいていただけるとうれしいです。
トビラコ店主より
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