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トビラコへようこそ!
言葉が出にくい子に、「りんご」という単語を繰り返し教えてマネをさせてもうまくいかない、とおっしゃる専門家がいて、なるほどと思いました。
ついつい、英単語を教えるように「いちご」「みかん」などと指差しながら教えがちです。でも、発語は単に口マネをさせるのではなくて、「りんごおいしいね」と文章で話しかけることが大事だそうです。しゃべらなくても、理解できるようになることがあるのだとか。
それで思い出したのが、あるカルタです。
「ぐりとぐらかるた」(福音館書店)。
前にもご紹介したかもしれませんが、字札の文章がすべて韻を踏んでいて、本当に良くてできています。
「いちごが いっぱい おいしそう」
「ぬれたながぐつ ぬいで かわかす」
とリズミカル。「いちご」「ながぐつ」とぶつ切りに教えられよりも楽しいし。
絵札は、あのぐりとぐらです。可愛くて絵本の1ページがそのままカルタに姿を変えてあらわれたようです。
このカルタの紹介は、25日アップされる小学館の子育てサイトのHugKum(はぐくむ)でも紹介しました。
単語に限った話ではありませんが、何か教え込もうとしても、その通りには覚えないものですよね。特に言葉は「伝えたい」という気持ちが先なのではないでしょうか。
トビラコ店主の妹も発語はあまりありませんが、伝えたいときに一生懸命に言葉を発しますね。見ていると伝わりそうな相手を選んでいます。それは、普段から話しかける人であって、教え込もうとする人ではありません。
寒いときは、「寒いね」、おいしいものを食べたときは「ケーキおいしいね」。返事があってもなくても、一緒にいるときに、何か感じたことを話しかけるということもまた大事なんだと思います。
鳩について「ハト」と単語だけ教えたことはなかったけど、妹は鳩を指して「ハト、ハト」と言ったことがあります。きっと、トビラコ店主や母が「ハトがいるね」とか「ハトがご飯食べているね」とか話しかけたことがあったんでしょうね。たとえその場で返事をしなくても、言葉は体のどこかに染み込んでいて、ふっと浮かんでくるんだと、そのとき思いました。
トビラコ店主より
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