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2017.05.05

ゴールデンウィークはカレンダー通りの営業となります。
商品の注文はサイトにて24時間受け付けております。

29日(土)、30日(日)にご注文いただいた分は5月1日以降の発送に、
3日(水)〜7日(日)にご注文いただいた分は5月8日以降の発送になります。
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トビラコへようこそ!

 
知的に遅れや偏りのある子(人)と話したり、接する機会が少なからずあるトビラコ店主ですが、時々自分が試されているような気になることがあります。もちろん本人にそんなつもりは全くありません。でも、なぜ、この子(人)はこのような行動をとるのかということに後から気づくことがあります。そんな時、自分の気づきの能力を試されているように思えてくるのです。

 
ある人のケースです。軽いパニックに陥る状況を振り返ってみると、傍(かたわら)にいる親が自身の不安な気持ちを誰かに話しているなどネガティブな空気に包まれている時のような気がします。

 
親の不安は2倍になって子どもに伝わるということを、子育て雑誌の編集者時代によく学校の先生や臨床心理の先生方から聞きました。まるで小さい体に「不安」が2倍に濃縮されて蓄積されていく様子を思い浮かべたものです。

 
言葉でうまく言いあらわすことのできない知的に遅れや偏りがある子(人)は、その分、別の能力が発達していて人の心の中のネガティブなものに敏感だったりするのかもしれない、と思うこともあります。

 
でも、これは極めて、トビラコ店主の個人的な体験なので誰にでも当てはまるわけではないことをお断りしておきます。
なにが言いたいのかというと、一見無意味に見える行動は、何かのサインであり、気づきを求めているのではないかということです。きっとそんなことは、とっくに研究されていることなのでしょう。でも実感として、意味のない行動はないと最近思うようになりました。

ところで、不安が2倍になって子どもに伝わる話、喜びも2倍になって伝わると聞きほっとしたのを覚えています。

 

トビラコ店主より

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)3刷決定!