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2019.04.21

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

ADHDと誤診されやすい病気にバセドウ病があるそうです。
 
バセドウ病というのは甲状腺機能亢進症といって、特定のホルモンが過剰に分泌される病気です。大人の女性に多いという印象ですが、じつは子ども、男子でも少なくないそうです。
 
ADHD学会で内分泌専門のお医者さんの発表をたまたま目にする機会があって、ちょっと意外だったのでここにお伝えする次第。
 
バセドウ病の子の特徴を挙げてみます。
 
・診察中に立ったり座ったりして落ち着かない。
・集中して物事に取り組むことができないために学校の成績が低下する。
・イライラして怒りっぽいため、友人や家族とトラブルを起こしやすい。
 
ADHD の特性そっくりですよね。
 
上に挙げた特徴に加えて、バセドウ病には次のような特徴があります。
 
・異常なまでの食欲で、体重が増加(大人の場合は体重減少、理由は後述)
・人のものをとってまで食べる
・脈が速く、汗をよくかく、暑がり
 
さらに重度のバセドウ病になると
・会話が続かない
・物忘れがひどくなる
 
などが挙げられます。
 
思春期男子だと、性的に問題行動(具体的にどのようなものかは書かれていませんが)があったり、落ち着きがなくなったりするそうです。
 
これもADHDの特性とかなり似ていますよね。
 
トビラコ店主も身近にバセドウ病の人がいてわかるのですが、確かに旺盛すぎる食欲でした。ホルモンが過剰に分泌されるために、エネルギーの消費が激しくてたえずお腹が空いている状態なんだそうですね。ものの本によると、常にマラソンをしているような状態なんだとか。だからエネルギー消費が半端ないわけです。食欲旺盛のわりにどんどん痩せていきました。今は薬の服用で、このようは症状を抑えています。
 
ADHDの情報はあふれているけど、バセドウ病の情報はそれほどあふれていません。昔からある病気ですから、特に目新しい情報はないわけです。
 
でも、ホルモンの過剰分泌という観点が必要な場合もあることを知っておいてもいいかもしれません。診察を受けるなら「内分泌代謝科」など「内分泌」専門の科です。
 
これを書いている医師は、ホルモンは行動と密接に関わっているためADHD診療の際には必ず内分泌の鑑別診断をするように、他の医師にすすめています。

 
 
 

トビラコ店主より

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