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2019.05.15

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

偏差値40のいわゆる底辺校が激変した「キセキの高校」と題した連載が、日経新聞でスタートしました。
 
東京都板橋区の都立大山高校は、都立高校644学科のうち下から27番目。荒れた学校として知られ、茶髪にピアスは当たり前、授業中に携帯の動画を見て笑う子が普通にいるなどして授業は完全に崩壊していました。年に数十人もの中途退学者が出たといいます。
 
それが、あることをするようになって、生徒たちは落ち着くようになり、上智大学に現役合格する生徒、30年ぶりに公立大学に合格する生徒たちがあらわれました。
 
あることというのは「哲学対話」です。
 
生徒、10~20人くらいがひとつのグループになって、一人ずつ質問カードに答えます。たとえば、「何しているときが楽しいですか?」という質問から「なんでこの学校の校則は厳しいの?」「法律ってなんのためにあるの?」「恋と愛はどう違うとの?」など考え込んでしまうような質問まで多岐に渡っています。
 
どんな答えでもいいけど、聞いている方は一切否定しないというもの。
 
あれ、これって「トーキングゲーム 」ではないですか、と思いつつ記事を読み進めると、聞いている側が自分の考えを述べることができます。ここがトーキングゲームとは違う点。哲学的「対話」なので、対話にまで持っていくわけです。
 

質問カードに答えながら、自分はこんなことを考えていたんだと、自分に驚いたり、自分を理解したりするようになったとある生徒は話していました。自分の気持ちを言語化するという過程は、考えるということです。言語化することで逆にぼんやりとしていた自分の考えがまとまるということもあります。
 
実際、トーキングゲーム をやっていてもそう感じることがあります。あ、自分はこんなことを考えていたんだ、というように。トーキングゲームは「傾聴」のゲームでもありますが、同時に「言語化」することの練習でもあったわけですね。この記事を読みながら、改めて「言語化」という重要な要素が、それこそ言語化されました。

 
 
 

トビラコ店主より

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