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トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
「モンスターペアレント」という言葉が、いつどこで、どのようにして生まれたのか知りませんが、とても嫌な言い方だなと思います。
この言葉があるために、どれだけの親が言いたいことを言えずにいるのか。その申し出や要求が学校にとってもいいことなのに、この言葉があるために、親が飲み込んでしまっていることだって少なくないでしょう。
モンスターと思われたくないけど、申し出たいこと、要求したいことがある場合にどうするか、です。
自分自身をよく知ることだと、ある人から聞いてなるほどと思いました。
すぐに感情が顔に出るタイプなのか。
伝えたいことをうまく伝えられずに、話がまとまらないタイプなのか。
相手のペースに飲まれてしまうタイプなのか。
相手の話が長かったり、理屈っぽかったりすると、理解できなくなってしまうタイプなのか。
感情がすぐに顔に出るタイプなら、いきなり先生に会わずに、あらかじめ文書にして渡しておくという方法もありますよね。
また、話が横道にそれがちで、要点をまとめることが苦手なら、伝えたいことを箇条書きにしてメモにして、メモを見ながら伝えるようにするとか。
自分自身を知った上で、一番うまく伝わる方法を考えるようにするわけです。そして、先生が言ったことは、必ず、できれば先生の目の前でメモにして残すのも大切ですよね。あとで、言った言わないにならないようにするためです。
メモに日付を入れることも大切。いつ、それを伝えたのかということが後になってわかります。
それと、これは悪しき慣習だと思うのですが、父親(それが無理なら親戚の男性など)が同席しているのといないのでは、先生の態度がまるで違うのはよくあることです。こんなことをお伝えするのはとても悲しいですが、本当のことです。重大な案件では男性の同席をおすすめします。
もちろん、心ある先生は母親ひとりだけでもきちんと話を聞いてくれます。でも世の中、そのような先生だけはありません。男性が同席して初めて「問題」として捉える先生の方が多いのです。
モンスターペアレント。心ある先生は、この言葉は使いません。以前、取材した学校の校長先生は「うちの学校には、モンスターペアレントはいません」とはっきりおっしゃいました。よく聞いてみると、学校へお母さんたちが雑談しによくくるそうです。普段から知っている仲なので、保護者も学校への要望を言いやすいし、先生もその子を取り巻く状況を把握しています。地方の公立の小学校でした。
カリスマ先生がいるわけでもなければ、特に話題になることをしている学校でもないけど、「雑談のできる学校」というのは、なかなかいいなと思いました。
トビラコ店主より
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