自動下書き
トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
障害のあるきょうだいがいて、本人に障害がない場合、その子(人)は「きょうだい児」と呼ばれるそうです。
きょうだい児に対して親が引け目を感じることは全然ないと思います。
トビラコ 店主も、3人きょうだいのうち、弟と妹に障害があります。
で、この環境は変えることができません。それは長女に生まれた、真ん中に生まれた、弟に生まれたというのを変えることができないのと同じです。
変えることができないことを嘆く必要は全くなく、与えられた環境のいい面を吸収していくことを考えた方がいいと思うのです。
ほかのきょうだい児がどのように育ったのかわかりませんが、トビラコ 店主の場合は、まず、親から「勉強しなさい」と言われたことは一切ありません。
親も他の二人にかかりきりで、それどころではなかったのでしょう。
だから、世間の親たちは、子どもに「勉強しなさい」というものだということが、何かよその国の話ように聞こえてしまうのです。
それから、「比較」されるということもありませんでした。きょうだい全員が、全く違う個性(といっていいのかな、この場合)だから、比較のしようがないのです。
「勉強しなさいと言われない」「比較されない」。これだけでも、考えてみれば、いいことだったんじゃないかと思います。さらには、学校のズル休みは大歓迎されました。トビラコ 店主が家の手伝いをすることで、母がラクになるからです。
「障害のあるきょだいがいるからしっかりしなさい」とも言われませんでした。言われなくても、めんどう見ざるを得なかったからです。むしろ、それは親を助けているという自負にも繋がったかもしれません。
大人になってから、トビラコ 店主に障害のあるきょうだいが2人いると知ると、涙を流す人がいました。なぜ、その人が泣くのかわかりません。
「よく、不登校にならなかったわね」という人もいました。まるで、トビラコ 店主が不幸を背負っているかのようなものいいに、ちょっと引きました。
不登校にならなかったわね、と「同情」してくれた人の娘さんは結婚を猛反対されて自死しました。
人は、何が幸福で、何が不幸かなんてわかりません。
トビラコ店主より
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