自動下書き
トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
夢中で読んでいる本を「貸して」と友達に言われたら、なんて言う?
こんな質問カードがトーキングゲームにはあります。
これは、アサーションというコミュニケーション技術(とあえて言ってしまいます)を考えさせる質問です。
アサーションというのは、お互いがウィンウィンになるコミュニケーション、とトーキングゲーム考案者の安部博志先生は訳していらっしゃいます。
夢中になっている本を「貸して」と言われて、貸したくないのに貸してしまったら、自分はウィンではありません。
「本は貸さないよ」と言ったら、相手はウィンではなくなります。
どうしたら、お互いがウィンになれるのかを考えるのがアサーション。
もともとはアメリカの心理学方面の考え方、あるいは手法だそうです。
日本で広めたのは、臨床心理学者であり家族心理士の平木典子さん。
平木さんは、アサーションをうまく日本語に訳せないと前置きしながら、「自分も相手も尊重する」考え方であり、コミュニケーションの手法とおっしゃっていました。平木さんには、トビラコ店主が直接、取材させていただいているので、間違いないと思います。
ま、それはどちらでもいいのですが、この葛藤の場面での振る舞い方を一つ間違えるとトラブルになります。でも、どちらにとってウィンになるように、あるいはどちらの気持ちも尊重すれば、お互いの関係にヒビが入ることはありません。
たとえば、「いま、読んでいるから貸せないんだ。ごめんね」と、まずは率直に自分の気持ちを伝える。「ごめんね」を言添えることが大事。
そして「でも、来週なら貸してあげられるよ、どう?」と提案をする。
相手が「1週間も待てない」と言った時に、「3日後は? 2日後ならどう?」というように相手に選択をさせる。
このように、段階を踏んで、お互いにとってウィンである。あるいは、自分の気持ちも相手の気持ちを尊重する。これがアサーションです。
アサーションは、コミュニケーション能力のひとつですよね。
このアサーションの考え方は、もっともっと広く知られていいと思います。
親子、夫婦など、家族間でも使えますね。
以上、8/27に開催された「発達障害の子のために生まれたトーキングゲーム セミナー&ワークショプ」での安部先生のお話の一部を、お伝えしました。
トビラコ店主より
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