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2019.09.10

トビラコへようこそ!
 
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 
 

福祉は「申請主義」といわれます。
せっかくのサービスも申請しなければ受けられません。向こうからどうぞどうぞ受けてください、とは言ってくれません。
 
障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて』(渡辺伸監修 自由国民社)という本が売れています。
 
「申請主義」に気づいた人たちが増えたこと無関係ではないのかもしれません。早速買ってみました。
 
幼児期から親亡き後まで、障害のある子(人)が年代別に受けられるサービスが書かれています。
「保育・教育」「福祉」「就労」「年金」と、互いに連携していたらいいのにと思っていた分野が掲載されています。
 
ひとりの子が成長して社会に出るまでには、さまざまな分野がかかわってきます。だから、それをひと目で見渡せる地図のようなものが必要です。でも、自分で情報を収集して「地図」を作るのは大変。こういう場合はどうしたらいいの? という疑問が点でしか浮かびません。それを線にして異なる分野を繋いで面にして地図を作るのはやはり専門家の知見が頼ります。
 
監修者の渡辺伸氏は「親なきあと」相談室の主宰者です。以前も、確かこの手の本を出していらしたと思います。でも、今回の本の方が数段わかりやすいです。編集者の力も大きいのかな。
 
生きていく過程で必要となる地図。本当は「障害のある子」に限らず、すべての人が手にしているといいんですよね。
 
福祉に限らず「申請主義」のことって多いように思います。情報という地図があるとムダな苦労や出費をしなくてすみます。
 

『障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて』は、そういうことを端的に教えてくれる本でもあるなと思いました。
 

福祉の対象にならないかもしれないという子にも、この本は目配りされています。
 

例えば、診断は下っていなくて「療育手帳」がなくても、「要観察」なら放課後デイの療育は受けられます。しかも費用は「療育手帳」を持っている場合同様に1割負担。いくつかの手続きをして「通所受給者証」を発行してもらうことで、それが可能になります。
 
知っている人はとっくに知っている話でしょう。でも「要観察」は、療育サービスを受けられないと思っている人には朗報です。
 
知っていれば安心、知らないと不安になります。もう少し、読み込んでからご報告しますが、この本が目指しているのは「親子の安心」だと思います。

 
 
 
 

トビラコ店主より

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