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2017.05.29

トビラコへようこそ!
 

お手伝いをしてくれた時に「助かった」の一言が子どもに響くよ、ということを一昨日ここに書きました。昨日は、まさにそれを実感できた日でした。

 
トビラコがお世話になっている東京リハビリテーションサービスさんの会議室で撮影をした時のことです。布の撮影の点数が多かったので、アイロンがけを特別支援学校に通っている女子高生の希瑛(きえ)ちゃんにお願いしました。

 
希瑛ちゃんは、「喫茶室トビラコ」に登場する小峰さなえさんの次女。特別支援学校では、洗濯班に所属しているのでアイロンがけはお手ものも。本当に助かったので「助かる〜」と言うととても喜んでくれました。

 
アイロンがけが終わるたびに「できました!」と言って渡してくれます。支援学校では、一つ仕事が終わったら報告するように教えられているらしいです。だから「できました」とはっきりと言えたのです。もうひとつ教えられているのは、困った時には「助けてください」と言えること。

 
「報告すること」「助けを求めること」。この2つは仕事をする上でとても大切ですよね。特別支援学校に限らず、一般の学校や家庭でも教えていいことだと思いました。

 

トビラコ店主より

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)4刷決定!(まもなく5刷か)