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〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
「単なる預かり」ではなく、かといって「きっちりした訓練」でもなく、真の「生きる力」を育てたい。
『揺れる心が自分をつくる 放課後活動だからできること』(村岡真治著 全障研出版部)にある一文です。
著者の村岡真治さんは、40年前に障害のある子4人、ボランティア5人で「遊びの会」という放課後活動をはじめました。現在では「ゆうやけ子どもクラブ」という放課後等デイサービスになり、3つの事業所、子ども68人、職員40人(常勤8人、非常勤32人)にまで増えました。
40年活動をしてきた村岡さんが大切にしていることが、冒頭の一文です。
本を読むと、子どもは人とのかかわりの中で育っていくことがとてもよくわかります。また、自分の気持ちを受け止めてもらえたときに、子どもは自ら心開くんだなぁと思える場面もいくつも出てきます。
「受け止める」と口でいうのは簡単ですが、一筋縄でいかないこともあります。
「暴言を吐く」、「暴れる」という行動は、じつは、やりたくてもできない自分自身への怒りだったりします。怒りの本質に、気づいてもらったときに、その子は心開いていきます。でも、時に子どものほんとうの気持ちに気づけなかった村岡さん、ご自身の失敗としてちゃんと書いています。
村岡さん自身が、子どもを通して成長していっているんですよね。この手の本は、自分のしてきた「いいこと」づくめになりがちですが、失敗から学ぶことの方が多いわけで、そこを披露しているのもいいですよね。
人とのかかわりを学ぶのは、何も子どもだけではなく、支援する大人の側だって同じ。ひとりとして同じ子はいないのですから、そのたびに考え、そのたびに発見があるわけです。この場の大人も子どももすごく栄養を吸収しているなあと感じます。
「単なる預かり」ではなく、「きっちりした訓練」でもなく、人とのかかわりを学んでほしいと望んでいる保護者って結構多いような気がします。人は人の中で育てられるというのは、障害があってもなくても同じですよね。
トビラコ店主より
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