自動下書き
トビラコへようこそ！
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
通級の先生は理解してくれるのに、担任が理解してくれない。
ちょくちょく聞く話です。
先日、「姿勢保持用椅子 ザフ システム スクール」のデモ機をご利用いただいたお客さまからいただいたメールもそれでした。
体幹の弱いお子さんが、担任から「姿勢が悪い」と口うるさく言われて、親子ともに困っているとのことでした。通級の先生は理解してくれているそうです。
困りましたね。このような場合、どうしたらいいのでしょうか。
担任に「姿勢保持用椅子 ザフ システム スクール」に書かれていることをプリントアウトして、お見せしてもいいのかなと思います。
このような配慮を担任に求める場合、注意していただきたいのは、子どもがそれを望んでいるかどうかです。メールのお客様は、「親子ともに困っています」とのことだったので、お子さんも「姿勢保持用の椅子」を使うことを望んでいるのだと思います。
でも、親がいくら「配慮」「支援」してほしいと思っても、子どもがそれを望んでいない場合があります。このようなときは、やはり子どもの考えを尊重すべきでしょうね。そもそも、「特性」ということすら自覚や理解していないことだってあります。
たとえば、聴覚過敏で先生の話が聞き取りづらいとします。でも、その子にとって人の話が聞き取りづらいのは、生まれたときからそうだったので、そういうものだと思っているかもしれません。自分だけイヤーマフやノイズキャンセラーをつけると目立つから嫌だと思うかもしれません。
そんなときは、無理強いしない方がいいと思います。でも、親の方は「あなたが望めば配慮や支援はいつでもできるように、先生に頼む」という姿勢でいることは大事ですよね。
だいたい、子どもの方から、望んでくるようになるでしょう。そして「早くに支援してもらえば良かった」と思うようです。でも、それでいいのだと思います。特に命に関わるようなことでもないですしね。子どもが、その配慮や支援に納得していることが大事。
親子でこの合意ができていなくて、親が先回りして先生に頼み、子どもが嫌がるというケースは避けたいものです。
子どもが自分から望む。自分の意志を表明する。このことは何かにつけて大切にしてあげたい、それこそ親の側の「配慮」ではないでしょうか。
トビラコ店主より
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小学館の子育てサイトHugKum（はぐくむ）に記事を書いていました。
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