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2020.03.29

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

学校時代、体操着をどのような手順で着替えていましたか?
 
最初にセーターやシャツを脱いで上半分を着替えて、次に下半分を着替えていませんでしたか。上半分と下半分が逆でもいいんですけど。
 
もし、いきなり、パンツ一枚になって着替えていたとしたら、ちょっと奇異な目で見られてしまう。幼児ならそれでもいいでしょう。でも、小学生、中学生がそれをやってしまうと、やはりまずいです。思春期や大人になるとさらにまずいです。
 
上半分と下半分と順番に着替えるという手順、誰に教わったというわけでもなくて、暗黙の了解になっていたかもしれません。
 
「暗黙の了解」。発達障害、知的障害の子たちが苦手とする領域です。
 
だからこそ、暗黙にせずに、家庭で着替えの手順を具体的に伝えた方がいいと思います。
 
教室も含め、公共の場での子どもの振る舞いって、親が知らないことがあるんですよね。
 
体育の時間、パンツ1枚になってからでないと着替えられない子のために、佐藤義竹先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)が、着替えの手順を見える化しました。
 

 
写真があまり良くないのですが、これのポイントは上と下と別々に着替えることを見える化しているところです。
 
着替えの話から逸れますが、男の子がトイレでどのように小をしているかについても、ちょっと確認が必要かもしれません。
 
以前もここでお伝えしましたが、佐藤先生の学校で、スキー合宿に行ったときのことです。ドライブインでトイレに入った男子生徒全員が、制服のズボンとパンツを足首までおろして小をしていたそうです。つまり、揃いも揃ってお尻丸出し。知らな人が見たらぎょっとしますよね。それを目撃した先生は、「かっこよくトイレを使おうぜ」として、ズボンを下ろさずに小をしているところを絵カードにしました。
 
絵カードなど見える化するいいところは、「言われなくてもできる」ようになることです。ゴミの分別マークも「言われなくてもできる」工夫のひとつといえるかもしれませんね。

筑波大学附属大塚特別支援学校のゴミ箱置き場。ここも見える化して、子どもたちが自分で分別して捨てられるようにしています。

 
 
 

トビラコ店主

 
 

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