自動下書き
トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
おやつづくりで、お砂糖をみせて子どもに舐めさせ「甘いよね」と教えている放課後デイの話を聞いたことがあります。
きっと味覚と言葉とを一致させるような療育かなんかなんでしょうか。
「甘い」「しょっぱい」「すっぱい」「からい」は当然わかっているものと考えがちなんですが、改めて伝えるという丁寧さに感心しました。
「療育とは、ひとりひとりに合わせた丁寧な子育て」が、いまのところもっともしっくりくる定義と考えている私には、この味覚療育(というのでしょうか)はとても納得のいくものでした。
たとえていえば、サリバン先生がヘレンケラーを井戸まで連れてゆき、井戸の水をヘレンケラーの手に流しながら「water」と書いたように。その子にわかる方法で教えるということです。
余談ですが、食育は味覚の教育(療育ではないけど)です。長年、子どもたちの学校に出向いて食育を実践してきたフレンチの三國清三シェフは、一枚の板チョコを子どもたちに食べてさせて「甘い」「苦い」を教えていましたね。味覚センサーを働かせている感じで、子どもたちも神妙な顔で味を確かめていました。
子どもと家にいる時間が長くなったいま、一緒に料理やおやつづくりをしている家も多いかもしれません。味覚を言葉にしてみるということをしながら作ってみてもいいかもしれませんね。
味覚とは違う話になりますが、料理の話のついでに。料理というのは見通しを立てる練習にもなると思います。大人の発達障害の人で料理が苦手な人の中には、見通しが立てられないためにうまくいかない人もいるのではないでしょうか。
料理は、段取り、つまり見通しが立てられるかどうかがカギになります。
それこそ、絵カードではないけど、やることを順番に書き出して見通しを立ててから料理に取りかかるということをして、子どもと作ってみてはいかがでしょうか。
トビラコ店主
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