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2021.01.15

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1対2対7の法則、ご存知ですか?
 
10人いたら、1人は誤解者、2人は理解者、残り7人は周囲の動きに合わせる人たち。
 
わが子に発達障害があることを保護者会で伝えるべきかどうかという場面で、作業療法士の木村順先生が著書『「小学校で困ること」をへらす親子遊び10』(木村順監修 小学館)で語っていることです。
 
木村さんは、なるべく早い段階で他の保護者に、わが子の特性を伝えたほうがいいとしたうえで、伝わり方について、1対2対7の法則を語っています。
 
繰り返しますが、1割が誤解者、2割が理解者、7割が周囲に合わせる人たち。
 
カギとなるのは、周囲の動きに合わせる7割なんだそうです。この7割が、1割の誤解者(物事を悪意で捉える傾向あり)になびくと「発達障害の子がいるとクラスが困る」ということになってしまうし、2割の理解者にあわせると「困っている人(子)がいれば助けよう、お互いさま」となるとのこと。
 
保護者会では、最初に「うちの子がご迷惑をかけるかもしれません」と頭を下げて「他の子の足を引っ張ることがあるかもしれません」と伝えることも必要と木村先生は語ります。そのうえで、具体的に特性からくる困りごとを伝え、さらには、「気になることがあったらいつでも連絡ください」と言い添えるといいといいます。
 
「ご迷惑」「足を引っ張る」という表現に抵抗がある人もいるかもしれません。しかし、最初にこのように「詫び」をいれられると、2割の理解者たちが動き、残りの7割もそちらに動く確率は高いし、かりにそれでも「あなたの子どものせいで」という1割を、9割(2割+7割)が防波堤になってくれると木村さん。さすが、学校と保護者の間にたって、長年、丁々発止やってきた人です。
 
最初にあやまってしまう。これで思い出したのが、、料理研究家の土井善治さんがオンラインセミナーで「負けるが勝ち」とおっしゃっていたことです。
 
理解者2割と木村先生が語った本書をみると2014年。いまはもっと多いと思いますね。私の実感だと3割強もしくは4割前後かなという気がします。むしろ「うちの子もそうかもしれない」という人たちが増えたように思いますね。

 
 
 

トビラコ店主

 

 

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発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)


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