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療育をする人たちが、あたりまえのように知っていて、一般に知られていないことってあります。
数を教えるのに、お風呂に入って「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」を子どもと一緒に唱えるのは、だれでもが一度はしたことがあるかもしれません。
口で唱えるだけではなく、数に合わせて指を立てるといいそうです。なるほど。視覚的にもわかりやすいですよね。
で、あれ? そうなの? と思ったのが、数の読み方です。
「4」は「イーチ・ニー・サーン・シー」ではなくて、「ヨン」、
「7」は、「シチ」ではなくて「ナナ」のほうが、数の概念が身につきやすいそうです。
数を逆に言うとわかりやすいですね。
「10・9・8・7・6・5・4・3・2・1」を心の中で唱えてみてください。
「7」は「ナナ」、「4」は「ヨン」と唱えませんでしたか?
ちょっとしたことなんですけど、このちょっとしたことにつまずかないようにする工夫なんでしょうね。
『発達障害の早期療育とペアレント・トレーニング 親も保育士も、いつでもはじめられる・すぐに使える』(金沢こども医療福祉センター 小児科医上野良樹著 作業療法士チーム著 ぶどう社)をパラパラとめくっていたら、さらりとそんな話が問わ語りのようにして書かれていました。この本は、こうした細かなところがじつによく書かれているので、おすすめです。
ついでながら、数の概念で子どもがつまずきやすいのが、「ずつ」ということを幼児教室の先生に聞いたことがあります。
「2個ずつ、分けて」といわれて「ずつ」の意味がわからなかったというのです。同じ数だけ「とりわける」延長線上に割り算があります。その前段階として、おやつのときなどに実際に、とりわけながら「2個ずつ」と教えるといいかもしれませんね。2個ずつわけで、あまりが出たら、それが割り算の余りです。
トビラコ店主
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『PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中
小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に
【発達障害の子の小学校入学】学習につまづかない「ノート・日記・下じき」選びで工夫しよう!をアップ!
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)