お知らせ一覧

自動下書き

2021.06.16

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

——————————–

 

「きょうだい児」という言葉に、なんとなく居心地の悪さを感じているのは、私ひとりではなかったようです。
 
たまたま、流れてきた、たぶん私よりも若い人のツイート。その方のご弟が自閉症だそうです。
 
可哀想とおもわないでほしい。きょうだい児が可哀想だから、兄弟作りなくないとか言わないでほしい。自分が否定されているみたいで、辛い。そんなツイートでした。
 
私も、いわゆる「きょうだい児」です。障害のある弟と妹がいるというと、「よくグレ(死語)なかったね」「よく不登校にならなかったね」と言われたり、泣かれたりしました。だから、あまり人にいいたくないのです。
 
よくよく考えれば、この反応って、私にたいしても、私の弟や妹に対しても、すごく失礼ですよね。
 
で、そういうことを言う人が、学校の先生だったり、子育て方面の作家だったりしました。だから、よけいになんかモヤモヤしてしまうんです。たまたま、職業柄、そっち方面の知り合いが多いからかもしれませんが、ふだん多様性が大事、みたいなこといっているのにね。なんか、受け止め方が多様でもなんでもなくて、ステレオタイプ。
 
障害のあるきょうだいがいると聞かされた時、少なくとも相手に同情しないでほしいし、自分の狭い範囲の障害観を披露しない方がいいと思います。ごく普通に「そうなんだ」くらいで良いのではないかと思います。
 
できれば、あなたのきょうだいに障害があっても、今まで通りにおつきあいしますよ、という感じだとなおよいかもしれません。なかには、障害のある子がいると聞いて、距離をおきたがる人もいるそうです。でも、そういう人はそこまでの人です。その程度の人と、つきあわずすんでかえったよかったんじゃないでしょうか。
 
障害のあるきょだいや、障害のある子の親は、人間のいろんな面をみるはめになりますよね。
 
誤解のないように付け加えます。「きょうだい児」同士の集まりや活動を否定しているのではありません。むしろ、同じ悩みを分かちあったり、情報交換したりできる場があるのはとても素晴らしいことだと思います。
 
ただ、世間一般の、きょうだいに障害のある人について、よく知らないのに、障害=可哀想という見方はやめてほしいということです。

 
 
 

トビラコ店主

 

********************************

PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中

小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に
【発達障害の子の小学校入学】学習につまづかない「ノート・日記・下じき」選びで工夫しよう!をアップ!
********************************

ウェブサイト以外でも発信しています。

会員登録された方にはメルマガ(無料)配信しております。
*会員登録はこちらから。お買い物いただかなくても登録できます。

Facebookはこちらから(日々、なんか発信しています)

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

********************************

トビラコが編集した本

発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)


********************************