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強い人ほど弱くて、弱い人ほど強くなる。
なぞかけのようですが、ある人から教わりました。
親の会の会長さんです。
「初めは泣いて、どうしていいかわからない。死んでしまいたい」と言って、あちこちの人に助けを求めていたお母さんが、だんだんと変わっていき、最後には後からくる、かつての自分のような親たちを助ける側に回るというのです。
「たくさん助けられた人は、助ける人になる」が、会長さんの口癖です。
会長さんはじめ、親の会の人たちを取材したことがあります。取材したのは、とても優秀なライターで、お子さんが発達障害というともあって、たくさんの発達障害関連の本の編集及びライティングもしています。
その彼女が、親の会の会長さんの話を聞いて、(取材中なのに)涙ぐんで、言葉に詰まってしまいました。
「(親の会は)似たような境遇の者たちが、一緒に生きていくことで、少しだけ支える。先輩の姿をみて、少し楽になる」と、会長さんが話はじめたばかりのときでした。
涙ぐんだ彼女の口から、ようやく出てきた言葉は、「私にも、子どもが小さいときに、こういう場がほしかった」でした。
驚きました。いつもバリバリと仕事をしている姿しか見たことがなかったからです。
でも、泣けたのはよかった。自分の傷に気づくことができたのはよかったと、会長さんはおっしゃっていました。自分の傷をなかったことにしてしまうと、いつまでも「治らない」そうです。
泣いて、あちこち、すがって、たくさん助けてもらった人は、じつはとても強くなって、どんどん快復していく人だそうです。
だから、(傷をなかったことにしてしまう)強い人は弱く、(傷を認めて泣きながら、人に頼る)弱い人は強くなる、というわけなのです。
トビラコ店主
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【発達障害の子の小学校入学】学習につまづかない「ノート・日記・下じき」選びで工夫しよう!をアップ!
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)