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2021.09.23

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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高校や大学入試は、その子の障害に応じて配慮してもらえます。
 
読み書き困難であれば、パソコンの使用や試験時間の延長など特性に応じた配慮がなされます。障害があることで、その子が不利にならないよう、その子の力が十分に発揮できるよう、援助したり環境が整備されたりするのが「合理的配慮」です。
 
申請しないと配慮されませんが、合理的配慮は、学校では法的(いわゆる障害者差別解消法)に義務化されています。なので、「配慮してほしい」という申請を、「できません」と無碍に断ることはできません。
 
うちは、まだ先という人も、いまから少しずつ情報だけでも入れておいていいかもしれません。というのも、「入試の合理的配慮」は、まだ発展途上にあり、情報を得た保護者が教師の協力を得て「勝ち取る」ような状況です。「勝ち取る」は、私が、数年前に聞いた話なので、今はもう少しましになっていると思います。
 
ただ、障害の特性は、ほんとうにひとりひとり違い、「前例」が生まれている段階ともいえそうです。前例を知っていれば、配慮の申請がしやすくなります。もちろん、前例がなくても、その子に応じた配慮がなされるべきではありますが。

 
長々と、このように書いたのは、「入試の合理的配慮」を受けた当事者たちの声を載せた本が届いたからです。
 
学びに凸凹のある子が輝く デジタル時代の教育支援ガイド 子ども・保護者・教師からの100の提言』(朝日新聞社著 学研プラス発行)という本です。
 
朝日新聞で連載されていた発達障害の記事を一冊にまとめて、加筆されたものです。
 
トビラコの「トーキングゲーム」も朝日新聞に取材されたので、掲載されています(なので、献本していただいた)。それはともかく、「入試における合理的配慮」の章は、保護者、前文科省の特別支援教育の専門家、発達障害当時者たちが、入試の合理的配慮について語っています。おそらく、最新にかなり近い情報だと思います。知っておいて損はないでしょう。
 
この本、そのほかにも学習支援のツールやサービス、コミュニケーションツールなどなど、さまざまな情報が掲載されています。
 

発売は9月30日。予約受付中です。発売されたら、また小出しにご紹介していきますね。

 
 

 

トビラコ店主

 

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