自動下書き
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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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子ども相手の言語聴覚士さんと話していて気づくのは、とても聞きやすいということです。
言語聴覚士は、ST(speech&language therapist)と呼ばれ、話すことと言葉、そしてコミュニケーションを専門とするだけあって、相手に伝わるように話すことが身体化されているのかもしれません。
気づいた点を挙げてみると、
1)ほどよいスピード、もしくは、ゆっくり話す。
ある言語聴覚士さんにいわせると、たいていの親(特に母親)は、自分で気づかないだけで早口になっているそうです。私も気づくと早口です(反省)。
「服を脱いで、早くお風呂に入りなさい」ということを一気にまくし立ててしまうと、「服を脱ぐ」ところしか聞き取れないということも起こるそうです。
親の言うことを聞かないのではなく、(早口だから)「聞き取れない」わけです。
2)はっきりと話す。
ゆっくりに加えて、はっきりなので、とても聞き取りやすいのです。言葉がきちんと整列している感じです。
先ほどと同じ服を脱いで、早くお風呂に入りなさい」を例に挙げると、はっきりと話さないと、「お風呂」という肝心なところが伝わらなかったりします。
3)声がやわらかい。
声のトーンが柔らかいと子どもが安心します。キンキン声だと逃げ出したくなります。逆にドスのきいた低い声だと、脅されているように怖くなります。声のトーンの効果がわかっている療育施設の職員は、柔らかな声ですよね。
大切なことを話すときは「おだやかな口調で、繰り返す」という先生もいます。
まとめると、子どもに聞いてほしいときは、
ゆっくり、はっきり、やわらかい声で、繰り返す。ということになります。
トビラコ店主
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