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睡眠障害を抱えている発達障害の子は少なくありません。
不登校に陥った原因の項目に「生活リズムの乱れ」を加えたところ、それまでの「友人関係」を抜いて、多いことがわかりました(文部科学省 2006年調査)。日本財団の調査でも、不登校の原因の1位が「朝起きられない」だったそうです。
これは、特別支援学校のベテラン教師から聞いた話と一致します。睡眠障害や感覚過敏で学校に行けずに不登校になる子は、結構いるそうです。ずいぶん前に聞いた話なので、当時は、そういうこともあるのかと思っていました。
あれから、発達障害の子の睡眠障害の研究はすすみました。いまはいい薬もできています。睡眠障害は、すごく乱暴に簡単にいってしまうと、体内の神経のリズムの乱れです。このリズムを改善するための薬がアメリカで開発され、日本でも保険診療で使えるようになったようです。
薬を服用するには、医師の診断と処方が必要。安易に使うことは控えなくてはならないのですが、最終的な手段があることは喜ばしいと思います。
「最終的な手段」と、わざわざ述べたのは、その前にすることがいろいろあるんですよ、という話です(医師の受け売り)。
たとえば、よく言われることですが、規則正しい生活習慣(それができるくらいなら苦労しないという人もいますが)。
そしてポイントは「光」。光は睡眠にとってとても大きな要素で、起床後はカーテンを開けて、日中は明るいところで過ごすことで、体内の神経のリズムをセットできます。寝る直前までスマホなどのブルーライトを浴びてしまうと神経を興奮させてしまうため、入眠を妨げます。
もうひとつ、入眠儀式というのも大事で、そのひとつにマッサージがあります。
「アロママッサージオイル おだやか」は、発達障害の子がリラックスして睡眠をとれることも願ってつくられたものです。実際、使っていただいている方の中には、寝る前に脚や手をマッサージしている方が多くいらっしゃいます。
寝るときに「脚がムズムズする」という、むずむず脚症候群の子にもマッサージは有効だそうです。
睡眠はとても大事な問題ですが、発達障害があるとどうしても睡眠障害があるのは仕方ないと思われてきました。でも、発達障害の子こそ、十分な睡眠が必要と考えてほしいと思います。
『発達教育』最新号(2021.11)の特集「神経発達障害のある子どもの睡眠の問題の理解と対応」を参考にさせていただきました。ご興味のあるかたは、ぜひご一読を。定期購読の雑誌ですが、年間通して購読する価値は十分にあると思います。
トビラコ店主
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