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2021.11.05

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

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大人になっても続けられる「好きこと」「好きなもの」「好きな場所」のどれかひとつを(もちろん全部でも)見つける。
 
これが、障害のある子の子育ての肝ではないかと、思うようになりました。
 
「頑張る」だけでは乗り越えられないようなことでも、「好き」「楽しい」があったから、なんとかなったという話を見聞きするにつけ、「好き」を大事にした子育てを強調したいと思います。

 
ここ数年、発達障害や知的障害障害のある子どもの余暇活動が、専門家の間で話題になっています。
 
精神科医が、あるセミナーで話していた余暇の重要性は、とても切実でした。
 
発達障害や知的障害を抱えていると、社会に出たときに凹んだ自分をうまく立て直すことができるかどうかで、その人の人生が大きく変わるというのです。
 
たとえば、仕事で人間関係のトラブルにぶちあたったとき、憂さを晴らすために過剰なアルコールやギャンブルに依存することは、よくあることだそうです。深みにはまると、ますます人間関係のトラブルを招きます。お金もかかり、借金を背負うよになることもあるとか。
 
このような事例を数多く見ているからこそ、健全な余暇の過ごし方を、小さいうちから身につけてほしいと精神科医は訴えていました。できればあまりお金のかからない「好きなこと(趣味)」がいいと言います。仕事で多少、嫌なことがあったとしても、没頭できる自分の趣味があれば、自分を立て直すことができます。

 

『月刊 発達教育』(公益社団法人 発達協会)は、私の愛読雑誌。
 
毎回欠かさず読んでいる連載「わたしの子育て」は、障害を抱えた子の親の子育て日記です。今回は、22歳になった重度知的障害の娘さんのことが書かれていました。まさに、「好きなこと」が支えになっている話です。
 
お母さんの手記によると、(娘さんの)興味の幅が狭かったので、幼少期から積極的に数多くのことに触れる機会を作り、大人になってから豊かな生活につながるように、と願っていたそうです。
 
水泳サークル(障害のある子向け)に参加し、ピアノを習い、ボランティアによるキャンプ合宿への積極的参加、家族とのスキーや山歩き。
 
こうした多彩な余暇活動をしながら、生き生きと生活している様子が書かれていました。

 
 
 

 

トビラコ店主

 

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