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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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秋も深まると、アロマの情報がネットで飛び交うようになります。
療育アロマを販売しているものとして、ついひとこと言いたくなってしまう情報もあります。
まず、これはやめてほしいという使い方です。
100均で販売されているアロマオイル(精油ではありません)を、マッサージオイルとして使うこと。
なぜだめなのか。その理由は簡単です。植物以外の化学成分が毛穴を通して体内に入ってしまうからです。
アロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)は違います。
アロマオイルというのは、芳香目的で使われるオイル全般を指します。必ずしも植物だけではなく、香りの化学成分が含まれていてもアロマオイルです。
一方、同じアロマオイルの仲間でも、精油(エッセンシャルオイル)と呼べるのは、植物100%のアロマオイルだけです。植物から特殊な方法で香りの成分を抽出しています。ちょっと例えは適切ではないかもしれませんが、ゴマを圧搾して作られたごま油のようなものです。
精油は大変に高濃度の油なので、一部の例外をのぞいて、肌に直接つけることはできません。マッサージオイルとして使う場合、ベースになる植物のオイル(キャリアオイル)に1%の割合で精油をミックスして使います。
精油1滴が0.05mlなので、キャリアオイル5ml に対して精油1。キャリアオイル10mlなら精油2滴です。精油をミックスするオイルをキャリアオイルというのにはわけがあります。
キャリアとは「運ぶ」という意味。精油を運ぶ(キャリー)からキャリアオイルと呼ばれます。
植物以外の香りの化学成分が体内に運ばれてしまうことは、体によいことはありません。
もうひとつ。これもやめてほしいのは、紅茶に入れたり、料理に入れたりして食用として使うことです。精油は大変に高濃度の油なので、体内に蓄積してしまうと腎臓が濾過しきれなくなってしまいます。体に害ですらあります。
植物の香りを口からも楽しみたいなら、さまざまな種類のハーブティーがあります。
アロマをきちんと勉強しているセラピストたちの間では常識になっていることなんですが、こちらでもお知らせしました。
トビラコ店主
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