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2017.08.07

トビラコへようこそ!
 

遊びながら国語や算数に親しんでほしいと考える親はとても多く、トビラコ店主も編集者時代にいろいろな知育玩具や家庭で取り組める教材を取材しました。いま、家庭学習をテーマにした雑誌は勢いをなくし、というは雑誌自体が下火になってしまったので、家庭でできるちょっとしたことも話題にもならなくなりました。でも、時代が変わっても親が求めているものはそう変わらないと思うので、編集者時代に取材して先生からも親たちからも評判の良い教材をお伝えします。
 
外せないのは公文の教材です。
 
公文の教材を作っている人たちは、本当にすごいです。どうすごいかというと、子どもの間違った箇所を徹底的に研究して、膨大な量を頭の中にインプットしているのです。それを教材に反映させています。だからベースは同じでも、常に細かなところは更新されているのだと思います。
 
その前に、まずは子どもが学習するためのステップを熟知して教材を開発しています。ひとことで言うとスモールステップなのですが、そのステップの細かさが実によく考えられていて、子ども自身が自分で覚えられる仕掛けになっているのです。
 
その上で、いまの時代の子どもが間違えやすいこところを把握して更新しているのですから、おそらく他は真似ができないと思います。これは全国に教室があるからこそできるわけです。惜しむらくは教室によって指導者にバラつきがある点ではないでしょうか。でも、プリント教材自体は文句なく抜きん出ています。これは学校の先生方も太鼓判を押しています。
 
足し算、引き算のプリントなんて誰でも作れるじゃないかと思うかもしれません。でも、脈絡がなく計算問題が並べられていたり、書くスペースが小さすぎてストレスになりそうな粗悪品が出回っています。子どもが数や計算を習得していくステップを知らないし、子どもの側に立っていないからこのようになってしまうのです。。
 
公文の積み木もよくできていて『発達障害の子のためのすごい道具』でも著者の安部博志先生が紹介していますが、「ひらがなさいころつみき」は、文字の学習が苦手な子や文字と音が一致しない子、文字の並びを見ても意味を理解できない子(「らくだ」と言う文字を見てもらくだをイメージできないなど)に強くおすすめです。
 
同じく公文の「図形キューブ」は空間認知がなかなか持てない子におすすめします。これも公文お得意のスモールステップで少しずつ覚えられるようになっています。
 
どちらも教材の解説書も素晴らしい。これがあると子どもに上手に教えることができます。
著者の安部先生曰く、「公文には、特別支援教育に相当詳しい人がいるね。そうじゃないと、ここまでの解説書は書けないよ」と舌を巻いていました。
 
特別支援教育は教えることの原点でもあるのかもしれません。
 
長くなってしまったので、続きはまた明日。

トビラコ店主より

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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。

http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail

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