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信頼のおける作業療法士さんがツイッターで興味深いことをつぶやいていました。

知能検査の数値の高さから、予後良好と思われていた人が、成人して無気力となり社会的な敗北状態から抜けられなくなっていることもある。幼少期に最善と予測され提供された教育や療育が、実は長い時間経過の後に再評価してみると、真逆の効果を生み出しているということは珍しいことではない。

発達領域ほど、予後予測が見事に外れる領域はない。発達領域における、作業療法の実践は、とても曖昧で蓋をあけてみないとわからない領域なのである。
 

このあと、作業療法士としての難しさやジレンマをつぶやいています。

 
保護者からすると、将来のことはだれにも予測ができないから、むやみに絶望することはないととれます。また、知能検査という数値だけに頼ってはいけないという戒めでもありあます。
 
AをすればBになるというほど、人は単純ではないし、生きていく間に、さまざまな事に出来事にも出会って人は変わっていきます。それは、自分自身を振り返ってもそうだと思います。
 
だからといって、療育が不要といっているわけではないので、誤解なきよう。いい療育はやはり必要です。いい療育は、その子を安心させてくれて、自己肯定感を高めてくれます。そのうえで、なお、親が思ってもみなかった生き方をしていくというふうに解釈したいなと思います。

 
 

 

トビラコ店主

 

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