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『梅切らぬバカ』の監督、和島香太郎さんにインタビューした記事が、小学館子育てサイト「HugKum(はぐくむ)」にアップされています。
自閉症の息子と母の暮らしを描く映画『梅切らぬバカ』で伝えたかったこと【和島香太郎監督に聞く】
監督のお話は、こちらでお読みいただくとして、掲載できなかったこぼれ話を。
加賀まりこさん演じる珠子は、古民家で占い師をしています。この映画で占い師という設定が不思議であり、またこの映画に深みを与えてるような気がしました。
他のインタビュー記事には、あまり「占い師」のことがでてこないので、聞く人がいなかったのかもしれません。でもどうしても気になって監督に聞いてしまいました。
監督は、自閉症の息子の母を「占い師」にすることは初めから決めていたようです。そこに、加賀まりこさんのイメージがぴったりだったわけです。
古民家で占いをする高齢の女性にはモデルがいました。
監督が、散歩の途中で偶然見かけ古民家。気になって、覗いてみると、中で高齢の女性が占いをしていたそうです。女性に話を聞いてみると、占いはそっちのけで、今は亡き認知症の夫の話や、近所に人が夫に何かと気にかけてくれて助かったという話を聞かされました。
そして最後に、女性は監督にこう言いました。
「ご近所同士、お互いさまよ。この話、映画にしたらどう?」と言われたそうです。でも、占い師は「あなた監督に向いていないわね」と続けて言い放ち、落ち込む監督でした。
「お互い様」のセリフは映画に生かされていました。
グループホームの運営をめぐって地域の人たちが話し合う場面、珠子が近所の牧場主に向かって言うセリフです。
「おたくの馬が、牧場から逃げ出しても、町の人が出て行けって言ったかい? お互い様じゃないの」。
「梅切らぬバカ」は、みごとヒットしました。そして、占いは、みごとに外れました。
トビラコ店主
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