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失語症になった父親のために、「an・an」の元編集長の能勢邦子さんが作ったドリルがあります。
『失語症からの言葉ノート 聴く、話す、読む、書く、楽しみながら言葉がつながる』というドリルです。
アマゾンで売り切れたまま中古品が高値で販売されていますが、能勢さんが運営している出版社「コトコ」で手に入ります。
能勢さんのお父様に医師がすすめた既存のドリルは、単語の羅列。「かき」「くるま」というように。おそらく言いやすさなどを勘案して作られているのだと思います。
でも、大の大人が使うには、あまりにもそろらない内容と感じた能勢さんは、言語聴覚士さんたちの協力を得て自分でドリルを作りました。ドリルは日常の一コマをイラストで描かれていて、例えば、朝ご飯に食べたいもののメニューを吹き出しに書き込むようになっています。おそらく、言葉にできるようにしていくんでしょうね。伝えたいという気持ちが先、言葉が後というつくりになっています。
このドリルを見ると、つくづく、「言葉」というのは伝える側と受け取る側のコミュニケーションの手段であることがわかります。単に言葉の練習として、単語だけを口にしたところで興味が湧くはずがありません。
これ、子どもでもおなじではないでしょうか。
先日、お話をお聞きした言語聴覚士の石上志保さんは、言葉のシャワーを浴びせるのではなく、子どもの興味に沿って話しかけることが大事と力説していらっしゃいました。
子どもであろうと、大人であろうと、「伝えたい」という気持ちを大切にということですね。
「コトコ」のサイトで全ページ読むことができ購入もできます。
トビラコ店主
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