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2017.08.08

トビラコへようこそ!
 

文字に興味がもてなかったり、文字をなかなか覚えられない子に、無理やり教え込むのは逆効果。

楽しみながら、文字や言葉に親しむのにカルタほど適しているゲームはないように思います。その理由として、
 
1)一文が短い
2)絵と一緒なので頭の中に入りやすい
3)子どもの能力よっていくらでも量(枚数)を調節できる。
 
では、どのカルタがいいかということになります。
発達障害の子のためのすごい道具』の著者安部博志先生(筑波大学付属大塚特別支援学校主幹教諭)は、発達に遅れや偏りのある子にいろいろな種類のカルタを使ってきました。
その結果、最も効果のあったカルタは「ぐりとぐら かるた」(福音館書店)だそうです。安部先生の学校でも使われています。
 
安部先生によると「ぐりとぐら」のカルタは、
「文字を見る、言葉を聞く、絵でイメージするという記憶のプロセスを踏んだカルタ」なのだとか。
 
「いちごが いっぱい おいしそう」「トラが 得意な トランポリン」とか、韻を踏んでいて思わず覚えたくなります。そしてなんといっても絵がかわいい。あのぐりとぐらです、可愛いに決まっています。一枚一枚が絵本の一部を切り取ったような感じです。
 
もし、なかなか覚えられないようなら、2〜3枚からスタートしてもいいそうです。
 
もう一つ、今度は漢字学習でおすすめの教材があります。これはトビラコ店主も編集者時代に少し関わってプロモーション活動にも勤めてきました。

漢字部首カード+部首でおぼえる漢字プリント」(小学館)です。

漢字のプリントで繰り返し練習することが苦痛に感じる子は少なくありません。セットされているプリントは使わなくても、漢字部首カードをカルタとして楽しんでいる学校もあります。

ということで、楽しみながら文字や漢字を覚えられる教材のご紹介でした。

トビラコ店主より

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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。

http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail

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